悲憤慷慨 玉木さん
 昨日、また歯科医院に行ってまいりました。
 抜歯した部分は肉が盛り上がってきており、順調に推移しているとのこと。
 前歯のほうは、改めてレントゲンを撮ってみましたが、
 思っていたより大変な状態ではないようで、比較的簡単に終わりそうです。
 
 昨日の札幌の様子。ご覧のように雪はないですけど、ニュースなどでは
 降雪があったと盛んに言っておりました。






       

 きっと、ユキムシじゃないですけど、ちらほらと空に舞っていた状態だったのでは…。
 地面に落ちるととけてしまう感じだったのでしょう。
 身近な人と話をしても雪が降ったのに気づいた人はおりませんでしたから。

 雰囲気としては、もうどれだけ降っても不自然ではない感じです。






 日本一になった中日の落合采配に疑問がわき起こっているようですね。
 なぜ、完全試合達成直前の投手を交代したんだといって…。

 
 「完全試合できてるピッチャーを9回(笑)んー、ピッチャー替えるっていうのは落合監督だけでしょう」
 「10人の監督がいて、10人とも替えないでしょう。その辺が落合(博満)監督らしいといえばそれまでなんでしょうけど」
 (楽天・野村監督)


 「落合監督はピッチャーの経験ないからあういう行動に出たのか、
  1点差だったから岩瀬に任せると決めておったのか、どちらにしても勇気がいる」と述べた上で、
 自分が監督だったら「(山井に)投げさせていた」と漏らしている。
 (星野仙一日本代表監督)

 まあプロ野球人としては、きわめて常識的な意見でしょうねえ。

 悲憤慷慨という感じなのがスポーツライターの玉木正之氏です。
 ホームページで次のように書いています。


 アッタマに来た。これが野球か!?野球の醍醐味はどこへ消えた!?
 ナンデ完全試合の山井を変えるねん。
 スポーツに対する冒涜。
 100年に1度あるかないかの凄い興奮の瞬間よりも
 53年ぶりの優勝を確実にしたかったというならナント小心な夢のない野球か!
 本当に気分が悪い。

 フジテレビの「スポルト」に出た落合監督が話してた。
 「今だから話せるけど」山井に「豆ができた」んやって。
 そやから「投手コーチの判断は早かった」んやって。
 そうか。「日本シリーズ完全試合」を断念するほどの「豆」やったんやね。
 そらシャーナイわな。それほどの「豆」やったんならシャーナイわな。
 「日本シリーズ完全試合」を断念せんとアカンような「デッカイ豆」で「痛い豆」ならシャーナイわな。
 投手コーチが判断したなら監督としてはシャーナイわな。
 しかし俺の気分は…。俺の気分くらいドーデモええけど
 絶対に二度と見られないと断言できるほどの最高に美しい野球の瞬間が消えたことは…。
 そうか。「豆」やったんか。それは俺の「価値観」では理解できん。
 「価値観」が違うんやからドーデモええワ。一所懸命応援した自分が虚しい。
 「日本シリーズ完全試合」に興奮した自分が阿呆やった。それだけのこっちゃ。

 気分がむしゃくしゃして眠れへんので書く。スポーツには必ず勝利と敗北がある。
 勝利を喜び敗北を悲しむのは「関係者」だけである。
 しかしスポーツには勝利と敗北に関わりない人々の心をも動かす瞬間がある。
 その瞬間こそ尊くスポーツが多くの人々に愛されている理由といえる。
 勝利と敗北だけが全てならそのスポーツは卑小な存在に留まるだろう。
 まぁ「豆ができた」んやからシャーナイけどね。
 しかし「金儲けをしてどこが悪いんですか」と嘯いた守銭奴の言葉が思い出されてならない。
 世の中おかしいで。いや邪推は止めよう。本当に「豆」で投げられなかったのだ。
 仕方なかったのだ。投げられないほどの「豆」だったのだ。
 それを事実と信じないと来年から野球を楽しめなくなる…。
 ダルビッシュは美しかった。もちろん山井も岩瀬も。


                  


 個人的には、非常にこの方の感覚は健康的だと思いますよ。
 もしダルビッシュが完全試合達成目前で、ヒルマン監督が9回に投手交代したら…。
 そんなことは考えたくもないですからね。
 
 中日ファンから、落合采配に対する批判がほとんと出ていないようなのが、すこぶる不思議ですね。
 シンジラレナーイ。





※画像はブログ画像版で。

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