仕事納め
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 今年最後のお勤めに、親戚のお寺さんがまいりました。
 従兄弟の次男坊が立派に仕事をしていきましたよ。
 後ろ姿は父親そっくり。








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 話をするのもまだまだ下手なのですが、それでも訥々としゃべるようになりました。
 次男坊ということもあって、お寺は長男が継ぎ
 自分は他の寺に入ることになる模様。
 早くもお見合いの話が決まっているそうです。








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 まだ仏教大学を卒業して間もないわけですから、
 急がずじっくりと考えて決めるようにと話しました。
 東北のお寺から話があったということで、
 近々、出かけることになるそうで…。
  
 






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 自分がこの次男坊と同じ年齢の時を考えれば…
 全然偉そうなことは言えないんですけれど
 やはり心配になりますよね。







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 いつも持ってきてくれる日蓮宗の新聞に
 あの美輪さんが高僧と対談されている記事が大きく載っておりました。
 美輪さんも日蓮宗なんですよ。
 この宗派については面白い…といっていいのかどうか、エピソードがあります。
 美輪さんが丸山明宏として「神武以来の美少年」としてデビューしてまだ間もない頃、
 易をしている人と話をしていると、

  「あなたの家のご宗旨は法華経ですか?」

 突然、聞かれます。
 美輪さんは浄土真宗だと答えました。
 するとその方はなおも言うのです。

  「いや、そんなはずはない。あなたの体には寿量品(じゅりょうぼん)という法華経がかかってみえる」
 
 そんなことを言われても、当時の美輪さんはきわめて常識的な人でしたから
 いい加減なことを言っちゃって…てな感じで受け止めたのだそうです。

 しかし、その人は帰り際にこう言います。

  「あなたの後ろに胸にクルスをかけ、前髪立ちのお小姓のような人が見える。
   そしてその背後にマリア観世音菩薩がついていらっしゃる」

 それでも当時の美輪さんは妙なことを言う人だという程度で忙しさに紛れて
 そんなことを言われたことも忘れてしまいます。

 しかし、さらにまたしばらくして知人の家で食事に呼ばれた際、
 ちょうどその日はその家の父親の命日ということで供養するために
 お坊さんがいらしておりました。
 食事の最中にそのお坊さんの体が震えだし、唸り声まで出し始めます。
 美輪さんが声をかけます。

  「お加減わるいのですか?」

 するとあなたの仏様がついているだけだから心配要りません。
 そしてさらに、

  「あなたの後ろに観音さまがいらっしゃって、その前には十字架をかけて
   キリシタンのような、あなたにそっくりなお小姓のような格好をした
   武将がいらっしゃる。あなたは、その人を供養するために、成仏させる
   ために生まれてきたのですよ」

 東京で言われたことと同じことを1週間後、大阪でいわれたわけです。
 いくら自分しか信じないという、かたくなな美輪さんも(当時は丸山)
 これはちょっとおかしいということで
 サナトリウムで療養中の父親に電話で尋ねると次のようなことがわかりました。

 美輪さんの家は代々法華経だったのですが、
 父親の応援している代議士の票を集めるためとかその他
 いろいろな事情で日蓮宗から浄土真宗に変えたのだと。


 日蓮宗としてお経をあげるようになってからです。
 あなたがご存じの「美輪明宏の世界」が始まるのは…。(^ー゜)

 今では下手な僧侶よりよほど日蓮宗については詳しいようですし
 こうして日蓮宗のオエライさんともきちんとしたお話ができるというわけで…。

 こういう話はまったく信じないかたもおられるでしょうけど、
 わが家は親戚がお寺さんなので、修行中の僧侶に遇う機会もあります。
 多くの僧侶の中にまれにですが、やはり「見える」かたはおられます。
 ずっと「見える」場合と、ある時期に限って「見える」かたが
 おられるようですが、ズバズバ当てられると怖いくらいですよ。
 
 まあ、平和を願って真面目に生きていれば
 なにも怖いことはないわけですけれども。

 またまた、脱線しました。(;^_^A
 仕事も終わりましたので、ちょっとした与太話というわけで。

 ま、どうか、ひとつ。(^ー゜)



 
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