夏のそなた (ё_ё)
            220724lily

 昨夜からずっと激しい雨が降っていました。
 全国的に雨だったころ、北海道は好天続きだったように思います。
 今は北海道以外は猛烈な暑さに襲われているようですね。
 
 パッと目を引く百合の花。
 何百合かは例によって知らないんですが、
 この写真をアップする際にファイル名で「lily」としたことで
 連想してゲーテの詩を思い出しました。

 中学生か高校生の頃講読していた雑誌に薄い詩集が付録となることがありました。
 なるほど詩人はうまいこと言うものだなあとそらんじて覚えてしまったのがこの詩です。


  リリーよ そなたを思っていなければ
  わたしはどんなに歓喜してこの眺望に見入ったことでしょう。
  けれどリリーよ そなたを思っていなければ
  わたしが幸福に思う景色などあったでしょうか。


 なんたってア~タ、「そなた」ですもんね。(^ー゜)
 いかにも昔風の訳ですが、そなたと訳した方がどなたなのかまでは記憶してません。
 その薄い詩集はまだどこかにあるはずなのですが
 今、探した限りでは出てきませんでした。

 ネットでちょっと検索してみましたら
 「そなた」ではなく「あなた」「君」で訳されたものを紹介している人が
 かなりおりました。
 やはり短くても印象的な詩と受け止めた方が大勢おられるようです。
 タイトルはすっかり忘れていましたが「山上から」…。
 そこから眺めた素晴らしい景色が詩情をわかせたのでしょう。


 リリーからの連想でした。
 ま、どうか、ひとつ。

 
 
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