767億円が消えた夜…。
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 なんですかねえ…。
 巨人、優勝ですって…。
 シーズン半ばで、今年のセリーグは阪神で決まったと、
 誰もが思っていたわけですが…。

 分からないものですよね。
 やっぱり、アタクシがいうように
 野球というものは、好不調の波が激しいスポーツなんだということが
 皮肉な形で立証されてしまいました。

 



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 星野ジャパンバッシングの嵐が吹き荒れたとき、
 私は、ちょっと待てと。
 短期間では簡単に実力差が見えないのが野球というスポーツの特徴なんだと
 繰り返し、いろんな形でいったものでした。
 その私にしても、今年は阪神かなと…
 そう思ったくらい、破竹の勢いの阪神でしたが、
 シーズンを通した結果は、
 巨人がトップの座に就くという結果になったわけで…。

 もし、阪神優勝ならば、経済効果は767億円だと言われておりました。
 今の巨人では残念ながら、これほどの経済効果は望めず、
 日本経済活況のためにも、阪神優勝は期待されていたといいます。

 困ったことに、阪神優勝と決めてしまった関西圏では
 阪神優勝セールのための先行投資に相当な資金が投入されており
 優勝がなくなった時点で、すべては水の泡と消えるのだそうで…。
 逆に経済的マイナス効果が計り知れないといいます。

 ああ、なんたることか。

 こうなると、一縷の望みは、クライマックスシリーズを勝ち抜いての
 日本シリーズ出場権の獲得ということになります。

 巨人でも結構、経済効果はあるのではないかという気がしますが、
 阪神ほどの効果はないと断言する人もおります。
 なぜなら、13ゲームもの差を縮めて首位に迫っていた時点で
 テレビの視聴率が、全然、変わらなかったからだとか。
 もし、逆のケースなら、
 関西圏は連日、期待に胸膨らませる人々の熱気に満ちあふれ
 テレビ視聴率はウナギ゙鰻上りになっていたのは間違いないと。

 事程左様に、阪神優勝と、巨人優勝では、経済効果が雲泥の差であると。

 まあ、これは、そういう経済効果等を推測する大学教授のお話ではありますが、
 確かに説得力がありますよねえ。

 クライマックスシリーズにかけたい阪神ですが、
 ちょっと建て直しは難しいかなあ…。

 
 パリーグでは、日ハムとオリックスとの3連戦が始まろうとしています。
 今季、奇跡的な盛り上がりで2位にまでなったオリックスを調子付かせたのは
 ほかならぬ日ハムなんです。
 日ハムがかろうじて3位という成績に甘んじたのも
 オリックスの強力打線に打ち込まれたからなんです。
 第1戦の先発投手はダルビッシュで決まっています。

 ああ、今から期待と不安のアオエでございます。


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