頑張れ、土佐礼子!!
200813rose

 今日あたりは、皆さん、お盆休みに入っているでしょうね。
 貧乏暇なしのアオエです。
 今日も朝から仕事の電話が入ってきて、
 バタバタしております。
 高校野球もたけなわ…。
 北北海道代表の学校が気になりましたが、
 呑気なことはいっておれませんので、前半戦だけちょっとネットで調べて
 まずまずか…てな感じで仕事をしておりました。

 で……。

 暑いのでしょうけれども…。


 ハッと気がついて確認した時には…

 火ダルマ……。

 暑すぎや~。

 
 これ以上はふれないことに…。(T-T)シクシク





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 相変わらずリアルタイムではオリンピック見ておりません。
 結果が分かった時点で、ニュースなどで確認するというスタイル。

 野口選手の欠場は、波紋を呼んでいますね。
 案の定、監督に対しては、冷やかな言葉も。

 「大舞台を前に野口を壊した男」

 これは、気の毒な感じがいたしますねえ。
 聞くところによると、北京の硬い路面対策用のトレーニングをさせていたんだそうです。
 監督はきちんとトレーニングをこなしたことに大満足していたらしいですが、
 実際に走っていた野口選手は、非常に嫌がっていたのだとか…。
 おそらく、脚部にかかるショックは過大なものがあったのでしょうね。

 これで、思い出しました。
 あの男子マラソンの瀬古選手のことを。
 瀬古を指導したのは、独特の個性で有名だった中村清監督。
 理論より根性論が目立っていたのですが、
 瀬古はこの中村監督の教えを忠実に実践し、
 次々に結果を出したおりました。
 「先生のいうとおりしていれば勝てる」というふうに瀬古が信じていたのは、
 当然だったのかも知れません。
 しかし、ロス五輪前の瀬古選手に暑さ対策として、
 中村監督は、瀬古選手にほとんど水を飲ませずに長時間走らせたりしたらしいんです。
 今なら、誰だって水分補給が大切なことは知っておりますが、
 実戦の前に苦しい体験をしておかなければならないという考え方だったのでしょうけれども。
 ところが、いかな瀬古選手といえども、限界はあったわけで…。
 なんと、ロスに渡る直前になって、血尿を出すような
 最悪の状態になってしまったんです。
 そのことは、事前にはまったく知らされていませんでしたから、
 マラソン当日は、日本国中、誰もが瀬古の優勝を期待し、
 金メダルは間違いないものと思っていたのですが、
 途中で脱落…14位という結果に終わりました。
 今でもあの時、瀬古が惨敗した理由を知らない人が多いと思いますが、
 やはり、限界を超えるような猛練習が原因だったわけです。
 一説によると、女子の佐々木七恵選手のために監督が留守の間に、
 瀬古が猛暑の東京で過酷なトレーニングをしたからだとも言われますが、
 いずれにせよ、猛練習をして耐えれば勝てるという感覚を
 瀬古に植えつけたのは中村監督だったわけで…。

 これは監督を批判しているというわけではなくて、
 実際に走っている選手と指導者との感覚の違いはいかんともしがたいということを言いたいわけです。
 こんなふうに走らせれば勝てると分かっていたら、皆さん、それに従うでしょうが、
 万人向けの勝利の方程式など存在しないわけで
 昨日と同じようなことになりますが、
 暗中模索なんですね。

 野口選手の監督だって、よかれと思って硬い路面を走らせていたわけでしょ。
 それでも、結果がこうなると
 「野口を壊した男」なんてささやかれることになる…。

 つらいですね。
 気の毒すぎます。

 そして、今、一気に土佐さんにプレッシャーがかかっていることでしょう。
 これまた大変。
 野口さんのおかげで、土佐さんにはさほどのプレッシャーがなかったはず。
 (あくまでも、野口さんに比較しての話ですよ)
 週刊誌情報では、もう1人の中村選手は、もっとも走り込みをしなければならない時期に、
 歩いていたそうです。
 これは、ふつうではあり得ないことなので、
 彼女も故障したのではいなかと…。

 そうすると、結局、頼みは外反母趾の土佐さん1人になるんでしょうか。
 ああ、なんだかなあ…。

 耐えに耐えて、泣きながらでも走る土佐さんの姿が浮かんできますが
 なんとか見事な走りを見せていただきたいものだと思います。
 頑張れ、土佐礼子!!


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