花言葉 知って悲しい 花いちもんめ
200423hyacinth

 ヒヤシンス。江戸っ子だと、シヤヒンスかな?(^ー゜)
 この花も雪がとけたら…というか、スコップで堆積している雪を取り除いたら、
 すでに蕾の状態で出てきました。

 ギリシア神話では、
 アポロンの投げた円盤に当たって死んだ美少年、ヒュアキントスの流れた血から咲いたと…。
 いかにもギリシア神話らしい話ですが、
 花言葉は…悲哀。

 言われてみると、だんだんそんなふうに見えてくるから不思議ですねえ。






200423Forsythia

 レンギョウ。
 これも春先には目立って咲いてくれますねえ。
 原産地は中国…。
 もともと花としてよりも、薬用として使われていた歴史のほうが長いんだそうで…。
 いわゆる漢方薬ですね。
 ただ、和名のレンギョウはトモエソウの中国名である「連翹」が誤訳されて伝わったと言われています。
 そのトモエソウの同属にオトギリソウというのがあります。
 これは「弟切草」という字があてられております。
 なにやらおどろおどろしくって、これをそのままタイトルにした恐怖映画がありました。

 なんだって、こんな文字をあてたのかと調べると…

 花山(かざん)天皇(在位984~986)の代に、鷹(たか)使いの名匠が
 鷹の傷を治すための薬草を秘密にしていたところ、
 その秘密を弟が漏らしたために切り捨てた…。
 そのことから名づけられたのだそうです。

 なんだかねえ。
 今の感覚だと切り捨てるほどのことだったのかという気がします。
 でも、昔は薬がほんとに貴重品だったんでしょう。
 いずれにしても、この種の花は薬用として用いられてきた経緯があるわけです。

 花言葉はレンギョウだと、遠い記憶、希望…。
 弟切草だと「恨み」「秘密」…。
 こわいですね、こわいですね、こわいですねえ…。

 レンギョウの背景が赤いのは呪いの血の色…ではなくて、
 冬期間のお役目を終えた除雪車の色です。(^ー゜)
 


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