2008 04/23 05:09
Category : 日記
ヒヤシンス。江戸っ子だと、シヤヒンスかな?(^ー゜)
この花も雪がとけたら…というか、スコップで堆積している雪を取り除いたら、
すでに蕾の状態で出てきました。
ギリシア神話では、
アポロンの投げた円盤に当たって死んだ美少年、ヒュアキントスの流れた血から咲いたと…。
いかにもギリシア神話らしい話ですが、
花言葉は…悲哀。
言われてみると、だんだんそんなふうに見えてくるから不思議ですねえ。
レンギョウ。
これも春先には目立って咲いてくれますねえ。
原産地は中国…。
もともと花としてよりも、薬用として使われていた歴史のほうが長いんだそうで…。
いわゆる漢方薬ですね。
ただ、和名のレンギョウはトモエソウの中国名である「連翹」が誤訳されて伝わったと言われています。
そのトモエソウの同属にオトギリソウというのがあります。
これは「弟切草」という字があてられております。
なにやらおどろおどろしくって、これをそのままタイトルにした恐怖映画がありました。
なんだって、こんな文字をあてたのかと調べると…
花山(かざん)天皇(在位984~986)の代に、鷹(たか)使いの名匠が
鷹の傷を治すための薬草を秘密にしていたところ、
その秘密を弟が漏らしたために切り捨てた…。
そのことから名づけられたのだそうです。
なんだかねえ。
今の感覚だと切り捨てるほどのことだったのかという気がします。
でも、昔は薬がほんとに貴重品だったんでしょう。
いずれにしても、この種の花は薬用として用いられてきた経緯があるわけです。
花言葉はレンギョウだと、遠い記憶、希望…。
弟切草だと「恨み」「秘密」…。
こわいですね、こわいですね、こわいですねえ…。
レンギョウの背景が赤いのは呪いの血の色…ではなくて、
冬期間のお役目を終えた除雪車の色です。(^ー゜)
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