暑くて、雨が降らなくて、嗚呼…。
 今日もやはりケイトウに登場してもらいました。
 雨が降らないので、グラジオラスなどは、
 かなり悲惨な状態になっています。
 雨が降らなくても、見たところシャンとしているケイトウは
 どういう氏素性のヒトであるのかと調べてみたところ、
 インド、熱帯アジア、アフリカ原産なんだそうで
 なるほど暑さにツオイわけです。






        

 それならば、比較的最近、日本に入ってきた花なのだろうなと思ってしまいますが
 なんと、万葉集にも歌われているといいますから、驚きです。
 中国経由で入ってきたらしいですけれど。






        

 もともとは野菜だったんだそうです。
 ヒユ科の植物だというんですが、ヒユというのは、日本にも何種類もあって
 食用野菜なんだそうですね。
 全国的に知られているんでしょうか。
 私は、ヒユを食べたと誰かが言っていたのを聞いたことがないですけども…。

 で、ケイトウもヒユ科なので、食用として入ってきたみたいなんです。
 それが、花として育てられるようになるには、かなり時間が必要だったらしく、
 江戸時代も、まだ食べていたそうで、
 あの貝原益軒が食べ方を書いているそうです。
 食用となったのは葉の部分らしいですが。







        

 元気なのは…ちょっと見たところですが…ケイトウくらい。
 あとは、なんだか元気がない花ばかり…。

 全然、平気そうなのは、ほぼ雑草扱いの花たちですね。
 いくらでも繁殖してしまう感じです。







        

 これはセイタカアワダチソウかと思ってたんですけど、
 どうやらオオアワダチソウみたいですね。
 セイタカアワダチソウのほうが有名ですけど、開花期が10月から11月だといいますから、
 いくら北海道といえどもちょっと早いのではと…。
 オオアワダチソウは開花期が7月から9月。
 ですから、多分、間違いないと思うんですけど、違っていたら、ご指摘ください。
 いずれにしても、これもかなりの繁殖力。
 せっかく咲いているのだから、まあ、それなりに撮って上げようではないかと…。

 さて、明るくなってきました。
 青空が広がってきつつあります。
 昼ころには、また、暑くなるのでしょう。


※写真は画像ブログ版で。

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