幸福党・・・?
またまた新しい政党が出来るようだ
その名を 幸福党 
なんと素敵な前であろうか
あまねく 国民に 幸福を広めていただきたいものである
が しかし 党是を読んでみて 驚いた
その内容は 十七条の憲法ではないか
和を以って とか 仏教を中心にとか
これでは 急激な社会変化には 対応出来ない
十七条の憲法が何故出来たのか その時代背景は 働かない役人
賄賂を公然と受け取る役人の多さに 時の政治権力者が 作成したものである
もちろん 聖徳太子では無い 

宗教団体が政党を持つのは 既に 創価学会公明党が 存在している
宗教と言う 排他的思想信条を強烈に信奉すると イスラム教のように
異端を 暴力を持ってでも 排除するようになってしまうものだ
それが キリスト教でも 仏教であっても 変わりは無い
一つの宗教団体が 大きな政治勢力を持つのは 危険極まりないと考える

幸福党の党是には 確か 仏教を国教とする ような事が書かれていたように思う
日本の根底にある 宗教観は 仏教では無く 神道だ
仏教は あまりにも 現実的に 大きく原点を変更されていて
今の 仏教は 天台仏教に 日本の 鎌倉仏教をミックスした
まったく 新しい教えである

原始仏教を基点と考えるなら 幸福などは 求めないはず
なぜなら 釈迦は 生きている苦しみから 逃れる事を 追求していただけ であるからだ
釈迦は 天国を説いてはいない
また 釈迦の教えを信じれば 幸福になるなどは 一切説いていない

自分たちの都合に合わせて 紆余曲折 変遷を重ねた仏教には
もはや 釈迦の真理などは どこにもなく 自分を正当化したいがためだけの
教えになっている事に まったく気づいていないか 気づかないふりをして
ご都合主義で 利用しているだけなのではと考える

幸福党・・・その名の通りに実践していただければ それは素晴らしい事ではあるが
私には 公明党の例を見て かなり難しいのではと思う

日本の国益を 最優先で考える政党で 有って欲しい
少なくとも 中国や 北朝鮮に 尻尾をふるような真似はしないでほしい