2017年04月の記事


 不思議な夢を見た
そもそも 夢って 不思議な出来事だらけである
 今朝 目覚める前に見た夢を思い出すと このような事に

 十年ぶりに実家へ戻ったところから この夢は始まっていた

 何かの用事が有って実家に戻ったようだが 家の中の私の部屋には
10人ほどの 会社の先輩や後輩が そこかしこに横になったり 寝込んでいたりしている
部屋は かなり大きいようで 旅館の大広間の雰囲気だった

 実家に戻っているにも関わらず 両親の姿が そこには無い
家は どうやら3階建てで 2階部分には 見たこともない学生の下宿人らしき男性が 勉強していた
うむ 一体どこの誰なのか 此処は実家なので まったく気にせず 1階へ降りていく

 1階の玄関口から 上の階へ目を向けると 非常に幅の広い大きな階段だ
階段の上は 吹き抜けで 大きな空間になっているようだ

 私が1階へ向かった最大の理由は 私の部屋に居ている 会社の先輩後輩の 朝ご飯を調達するためだ
何故朝ごはんだったのか? 夢なんだから仕方がない

 玄関には 大きな靴置き場となる土足入れがある
自分の靴を探そうとするが 私の靴が見当たらないではないか
それどころか 10人は来ている 会社の先輩後輩の靴すら見当たらない
私は途方に呉れかかったが 履いていたスリッパで外出してしまった

 向かう先は 家の近くにある食料品店へ
ここも10年ほど行っていない店なので 店の人の顔を見るのが 何となく楽しみだったような感じがする
リアルでは 家から店へは まっすぐに伸びた 平坦な道なのだが 夢では まっすぐな坂道となっていた
 
 その坂道を上って その店先へたどり着いたのだが
なんとなく 店の雰囲気が変わっているではないか
東を向いていた 店の入り口が南に代わっていて 間口も狭くなっているようだ
あれ? もう店をやっていないのかな? とガラス戸越しに 中を見れば
ちゃんと商売をしているようで パンだとか お菓子だとかを売っているではないか

 よし! では中へ入ろうと 玄関を開けると 店の中には 多くの客が レジへの列をなしている
入って左側にレジがあり 正面に パンが並んでいる
そして レジの奥では 小麦粉を練っている人や 洗い物をしている女性の店員が数名見えたので
店は 流行っている様子なのがわかる

 レジには 10年前の面影を残している女将が 客の相手をしながらレジを打っていて
私の顔を見るなり 4時間振りだねと言うではないか
あれれ 私は10年ぶりに店へ来たのにと言えば またも4時間振りだねと言った
ボケている様子は無いが レジで忙しくしていたので これ以上は聞かないようにして
目を 店の中へ向け 商品を物色している

 店のオヤジさんは 亡くなっているようで もう どこにも姿が見えない
代わりに レジに並んでいる買い物客の 一番後尾に この店の後継ぎが並んでいたので 声をかけた

 君は 確か この店の長男さんだよね?

 はい そうです お久しぶりですね と言われたので

 確か10年振りだよね と問いただせば そうですね もう そんなになりますか? との答え
やはり 10年ぶりで この店に来たのは 間違いなさそうである

 朝ご飯のパンを買いに来たのだけど おすすめのパンはありますかと聞けば
店の中から 大きなホットドックを出してきた
普通の二倍はありそうなパンで 見た感じ 美味しそうな感じがしたので このパンをあと10個欲しいと言ったら
商品が切れているので これから急いで作りますとの事

 この後 パンを無事に買って 実家に戻ったかどうかは定かではない
なぜなら ここで目覚めてしまったからである
時計を見ると 8時30分ではないか うむ これから散歩へ行こうと準備をして
北山通りへ向かったのだが ここまで はっきりと今朝がた見た夢を覚えていることに 驚いているのである
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