悪因悪化
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 札幌周辺のヒグマ出没の話題は
 テレビのワイドショーなどでも取り上げられ始めましたね。
 この3連休にも影響は確実に出ていて、
 今まで札幌からだとちょっと遠いかなというところが
 例年以上に賑わっているそうです。
 そして近場の観光スポットは人が減ったそうです。
 確かに、すぐ近くの自然林が入林禁止となっているわけですから
 そうなるのは当然なのかも…。








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 ヒグマ目撃の通報は相変わらず続いていますが、
 警察が現場の確認にいっても
 特にその痕跡が認められないケースも多々あるようです。
 皆さん、過剰反応しているのかも知れませんね。
 何か黒くて動くものを見たら、あ、ヒグマだというふうに…。

 その一方、札幌近郊の恵庭市で射殺されたヒグマが
 猟友会によって解体された結果では、
 「冬眠前で脂肪を蓄える時期なのに、胃の中が空っぽだった」
 という報告がされております。
 140キロのこのヒグマの身体は
 「胃が細くなり、胆のうが大きくなっている」といった
 冬眠前のヒグマの兆候があったものの胃の中にはなにもなく、
 通常2センチほどになる皮下脂肪もなかったということから
 やはりこの時期に餌となるドングリが少ないのだろうと。

 最近は林の伐採でヒグマの好物の木の実が
 山奥より住宅地近くに多くなっているという実態があり
 エサを求め歩いた結果、クマが人間の生活圏に入ったのではないかとも…。

 林の伐採というのが問題ですよね。
 人間様の都合でいろんなことやってクマたちを追い込み、
 その結果、クマが住宅地に出てくると慌てふためく…。
 もっと巨視的に自然環境への取り組みをしなければ
 いけないということなんだと思うのですが…。


 
 
 2枚目の写真は、朝顔です。
 まだしぶとく咲いてました。
 自然の力はすごいですねえ。


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