待っている人たち
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 家人を伴い病院へ行ってきました。
 定期的な検診です。
 例によって待たされました。
 
 うっかりして文庫本を忘れてしまいましたので、
 患者さんと看護師さんとの会話などを聞いておりました。
 この病院には週刊誌が置いてないんですよ。
 もっとも、先日、発行日から数日後れで発売になった週刊誌は
 当初、買う予定でしたが、
 写真はとても見ていられず
 活字は腹の立つことばかり、
 結局、買わなかったのですけれども。






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 右端にちらりと映っている男性は頭髪をリーゼントに決めた
 見るからに健康そうなかたでしたので
 どこが悪いのだろうかと看護師さん(あるいは事務のひと)との会話を
 耳をダンポのように大きくして聞いてました。
 高血圧のようでした。
 まだまだ若いのに、朝、測った数値は140いくつとか…。
 
 あとで薬局にも来ていましたが、
 降圧剤を処方されたのでしょうね。

 すぐに連想しました。
 今回、避難されている人たちで、
 ある程度の年齢以上の方たちの多くは
 高血圧で薬がないと大変なんだという話を。
 
 平和な日常であれば、ほとんどの高血圧は
 特別問題にならないのではないかと素人ながら考えますが、
 しかし、今は、常用していた薬が手に入らず
 大変な状態になっている人がかなりおられるのではないでしょうか。 
 ここの病院指定の薬局は、いつも待たされますが、
 辛抱強く待っていれば、やがて処方箋どおりの薬をいただけます。
 しかし、いま現在、待っても待っても、
 今まで服用していたお薬が手入らないという方が
 考えられないほど多くおられるわけで…。

 今は、どこにいても、
 そういう連想をしてしまいます…。

 

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