しばしの別れ…(^_^)/~~~~
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 かてねからの予告どおり来週からブログをお休みさせていただきます。
 年末には復帰できるはずですが
 しばしのお別れでございます。

 そこで、ふだん手の内を明かさない方針のアオエですが
 今年読んで心に残った本をちょっとだけ紹介することいたしました。

 「永遠の0(ゼロ)」(百田尚樹)
 
 これは、本の帯文にあるように各方面で評価された本です。
 最近、ほとんど小説(フィクション)は読まないアオエですが
 帯文の裏側を見て買うことを決めました。









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 児玉清さんが「号泣」したというんですから…。
 児玉さんの本やその内容についてはかつて紹介したことがあります。
 その時からずっと、児玉さんが気になっているアオエです。

 その児玉さんが単に泣けたというのではなく「号泣」したというんです。
 そりゃ、ア~タ、ただごとではないではありませんか。
 
 忙しくなる前に読み終えることができました。
 「号泣」はしませんでした。
 児玉さんの世代とアオエの世代では
 小説のテーマになっていることに対する情報の質と量が
 かなり違っているということが大きいのだろうと…。

 アオエの場合は泣く前に「憤り」を感じることが
 多かったということができます。
 エリートというのは今も昔もどうしようない人間が多いのだなあと。

 最後の最後で、涙腺が緩みました…。

    。・°°・(>_<)・°°・。





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 作者の百田尚樹さんは、これがデビュー作。
 最近はフィクションは読まずノンフィクションばかりになっているアオエですが
 このかたの言葉には大いに共感できます。
 またこのかたの本を読んでみようという気になっております。






 

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 今年、亡くなられたミッキー安川さんと戦場カメラマン渡部陽一さんの本。
 ミッキー安川さんは、ご存じない方もおられるかと思いますが、
 戦後すぐにアメリカ留学された時の体験記です。
 簡単に外国には行けなかった時代ですし、
 日本人がアメリカでどんなふうに見られていたかは想像できるかと思います。

 私はむかーし、違う出版社から出ていたものを読んで
 大いに感動し、勇気づけられたことがありました。
 ミッキーさんが亡くなられたと知り、
 かつて読んだ本を読み返そうとしたのですが、
 整理整頓がでたらめなため、どうしても見つけられません。
 隣の部屋に積み上げてある段ボールのどれかに
 入っていると思うんですけれども。
 そうしているうちに、
 絶版となっていたあの本をもう一度読みたいという
 かつての読者たちの声が広まり、
 もともとのオリジナル版が復刻版として出版されましたので
 手に入れたというわけです。


 そして今年、あれよあれよというまに有名人となったのが
 戦場カメラマンの渡部陽一さん。
 独特の喋りで、普通に話してもなぜだか笑いが込み上げてくるという…。
 テレビでもいろんな形でその活動について放送されておりますが
 その活字版といったところ。
 テレビで拝見していると忘れてしまいがちですが
 戦場カメラマンは死と隣り合わせの仕事なのだということを
 思い知らされます…。
 
 
  
 …というわけで、明日からしばらくお別れです。

 年末には復活いたします。
 それでは皆さま、ご機嫌よう。(^ー゜)


 
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