この世に咲く花 数々あれど…
200628azalea

 ほとんどの花がしおれていたのにこの2つの花だけが咲いていました。
 白いツツジ。
 手前の花のオシベメシベにピントを合わせました。
 背景の白いのとたった2輪だけ、
 どういうわけか咲いておりました。




200628satsuki

 一般的なツツジが夏期をほぼ終えた時期ですが
 ちょうど、サツキが咲いてきております。
 ツツジの仲間だそうで、確かによく似ておりますが
 やはり 微妙に違いますね。

 

   わたしと小鳥とすずと
 
  わたしが両手を広げても
  お空はちっともとべないが
  とべる小鳥はわたしのように
  地面をはやくは走れない

  わたしがからだをゆすっても
  きれいな音はでないけど
  あの鳴るすずはわたしのように
  たくさんなうたはしらないよ

  すずと小鳥とそれからわたし
  みんなちがってみんないい



 今では、多くの人に愛誦されている金子みすゞの詩
 どんなふうに解釈するかは人それぞれだと思います。

 ところがネットで見たら教材として使われているのを発見。
 どういうふうに教えるかという教師用の指導実践書みたいのなものです。
 よくあるんですよね。
 こういうふうに教えろ
 こういうふうに感動させろ

 だけど、それこそ、おかしな話ですよ。
 よりによってこの詩を教材にして、
 それを子どもたち同じように解釈させようというのは
 一体全体どういう了見なんでしょう。

  みんなちがって、みんないい。

 そうじゃなかったの?
 
 でしょ?

 

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編集 アオエ : 作者の意図などおかまいなしです。いつだったか自作を試験に使われた作家が試みに書いた答案用紙が正解にならなかったというウソみたいな本当の話がありました。
編集 orfe : あはは! 痛い矛盾を突きましたね(笑)