あの人も この人もまた その人も
 相変わらず雪の少ないわが生活圏でございます。
 雪あるじゃない…とお思いの方もおられるのかも知れませんが、
 例年ですと、とっくに軒下の雪は窓の高さに達しているのです。
 それで、そのままでは、危険なので(屋根からの落雪で窓ガラスが割れる)
 何度かその山を崩す作業を行っているはずなんです。
 まだ、一度もそれをしていないわけですから…。
 それにちょっと向こうに見えている車庫の上に雪が堆積してるんですよ。
 耐雪構造とはいいながら、万が一のことを考えて、屋根の雪下ろしをするんです。
 ところが、ほとんど車庫の屋根には雪がない状態…。




        

 東側軒下。
 こちらも当然ながら、雪がないです。
 だからなのでしょうかね。
 こちら側は比較的日当たりがよいので、
 雪がとけて…玄関横にとけた水が流れ込んで…という
 あの事態になったのは…。
 その後も、水はとけて、あの横溝に流れています。
 自然に掘れて、深くなっていますよ。

 雪が少なくて除雪しなくていいのは、結構なんですけど、
 少なきゃ少ないで、また厄介な問題が起きるもので…。

 やはり普通、一般的というのが無難ですね。
 無難が一番。



◎堀内氏、野球殿堂入り ONに並んだ
 平成20年度野球殿堂入り記者会見が11日、東京・水道橋の野球体育博物館で行われ、
 競技者表彰のプレーヤー部門からは“ミスター赤ヘル”の愛称で親しまれた山本浩二氏(61)、
 巨人V9時代のエースとして通算203勝を挙げた堀内恒夫氏(59)、
 特別表彰からは高校野球史に残る“伝説の大投手”嶋清一氏(享年24)が
 野球殿堂入りした。
 なお表彰式は8月1日に行われるオールスター第2戦(横浜スタジアム)で行われる。 
 ONに肩を並べた。
 V9の戦士3人目の殿堂入りを果たした堀内氏は感慨深い表情で口を開いた。
 「自分には縁がないところかなと思っていた。評価されたことは大変うれしく思っています」。
 現役時代はその奔放な言動から付いた愛称は「悪太郎」「甲府の小天狗」。
 入団3年目の夏、ONを中心に選手ミーティングを行っていた名古屋の宿舎に泥酔して戻り、
 この日、ゲストスピーチに訪れたソフトバンク・王監督から鉄拳を見舞われたという。
 それでもグラウンドでは66年の新人イヤーから巨人のエースとして君臨。
 2年目に椎間板(ついかんばん)ヘルニアに悩まされ、選手生命を危ぶまれたが
 腹筋、背筋をそれぞれ1日600回、驚異的な練習で克服。ついには名球会入りも果たした。
 「手術してもダメといわれたしな。みんな遊んでたと思ってるだろうが、こっそりやってたんだよ」
 と堀内氏。
 巨人V9時代の川上哲治監督、そしてONと同じ勲章を手にした不動のエースは少しだけ
 誇らしげに野球人生を振り返った。

【堀内恒夫(ほりうち・つねお)】
 1948(昭和23)年1月16日、山梨県生まれの59歳。
 177センチ72キロ。右投げ右打ち。66年甲府商高からドラフト1位で巨人に入団。
 いきなり16勝を挙げ、最優秀防御率、新人王、沢村賞を獲得。
 72年は26勝で最多勝と最優秀選手に輝くなど、エースとしてチームの9年連続日本一を支えた。
 通算203勝139敗6セーブ、防御率3・27。04年から2年間、巨人の監督を務めた。



※堀内さんの場合は、なんにも考えないで持って生まれた天分に任せて奔放に選手生活を送った
 というイメージがありましたけど、実情はかなりちがったんですねえ。
 椎間板ヘルニアだったという情報、初めて知りましたよ。
 誰にも言わずに、必死で筋トレをしてカバーしてたんですね。

 ONで言うと…、
 王さんの場合は、一本足打法を伝授したという荒川さんの指導方法に注目が行ったので、
 それと一緒に、深夜、真剣をバット代わりに素振りをする姿などが伝えられたということがありました。
 ですから、王さんの場合は、なにか荒川コーチと一緒に求道的なトレーニングをやっていた
 というイメージが強烈にあります。
 しかし、あれは王さんの本意ではなかったようですね。
 当時のイメージもすごく真面目で紳士だというものでしたが、
 これまた王さんにすると、いやだったらしい。そんな人間ではないと。
 選手時代は下手すると陰気な人間に見られたりしたんだそうです。
 なぜかというと、すぐそばには、輝くばかりの「陽」そのものの長嶋さんが存在したから。
 あんな人がいたら、周りは全部陰に見えてしまいますよなんて言って笑ってましたけどもね。

 その長嶋さんにしても、深夜に行われていた素振りなどは、まったく見せませんでした。
 見えないところで猛練習していたんですけど、そういう姿は本当に見せませんでしたねえ。
 千本ノックとかされているシーンなんかは、結構見ましたけど、
 絶えず元気な声を出して、笑いをとっていましたからね。
 千本ノックって、日本独特のつらい練習ですけど、考えてみれば、
 笑いをとりながらできるなんてすごいことなんですよね。
 ヘトヘトになって気分悪くなったりするほどハードな練習なんですから。
 でも、長嶋さんがやると、みんなニコニコしながら見ていたわけで…。
 今頃になって、そのすごさが分かりますね。
 野球は楽しいものだというイメージを大事にしていたのかも知れません。

 中日の落合監督も、選手時代は、あまりトレーニング風景は見せませんでした。
 なにか独特な練習をやっているらしいとは伝えられていましたが。
 しかし、やはり誰も出来ないような練習をしていたようです。
 監督を引き受ける前に、セパ両リーグ11球団の練習を見て回ったそうですが、
 それで「優勝できる」と思ったそうです。なぜかというと、自分の目で見て、
 ちゃんと練習がきているなと(その時点で)思ったのは、ソフトバンクくらいしか目につかなかったから…。
 だから、猛練習に選手が堪えられれば、優勝は十分可能だと判断したんだそうです。
 しかし、12球団、それぞれ有名な監督、選手がいてそれぞれ猛練習をしていると思いますが、
 落合監督からみたら、全然、練習をしているというレベルに達していると見えなかったというんですから、
 現役時代、どれだけやっていたのか…。
 分からないものですよね。私たちは、華やかな部分しか見ていないわけですから。
 そして、いろいろ好き勝手なこといっているわけです。(^ー゜)

 優美に水面を滑るように泳ぐ白鳥も、目に見えない水の中では、
 懸命に足を動かしている…。
 よく言われることではありますが、今回の堀内さんの殿堂入りのニュースからから、
 また、その話を思い出したアオエです。



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