2022年03月の記事


じわ~っと怖い話
「猿の手」と言う話が有りますです
イギリスの小説家ジェイコブズが1902年に発表したんでやんす

ペンがこの話に初めて触れたのはもう思い出せないくらい昔の事
漫画だったのでやんす
せやからこのストーリーは漫画家さんが考えたと思っていましたです
原作が小説でホラーに分類されると知ったのは随分と後になってからでやんす

三つの願いをかなえてくれると言う猿の手のミイラ
これを手にした家族に起こる三つの出来事なんでやんす
この話を漫画で読んだ事がどうやら大失敗だったと思い至るのは原作を翻訳で読んだ時でやんす
漫画と言うのは当たり前でやんすけど絵が有りますです
小説と言うのは基本文字だけ
漫画にする為には文字で書かれていない部分を補う事になりますです
大事な大事なポイントの所をペンは原作に無い描写を絵でインプットしてしまっていましたです
見えない部分を想像して楽しむ筈の小説が漫画になっていた事で何の疑問もなく受け入れてしまってましたです
こういう事って他にもありそうって
すっごく反省中なのでございますです

あぁ情けなや・・・ウジウジ
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夜咄
昨夜の事でやんす
久々に御手洗さんのシリーズを開いて読んでおりましたです
IQ300越えの彼の話は非常に面白くペンは好きなのでやんす
いよいよ佳境に差し掛かったころの事

さわさわさわ・・・小さな揺れを感じましたです

ん?地震かなっとペンはテレビをつけましたです
もう揺れは収まっておりましたですがテレビの画面はしっかり速報を流しておりました
さすがは公営の放送でやんす

ビェ~ンビェ~ン
緊急速報のアラームがアナウンサーの声に被りましたです
アラームの方が地震の揺れより遅いのかい!って思ったところへ
ガタガタタタ・・・ガタガタ
そこへまたまたビェ~ンビェ~ン!
緊急速報を伝えるアナウンサーの声が裏返っていますです
かなり焦っているんやろなぁ
テレビが前後に揺れ始めましたです
ユ~ラユ~ラリユラユラ 段々揺れが大きくなって行きますです
これは不味いかも
思わず身体を移動して退きましたです

短時間に三回の地震が有ったのでやんすなぁ
二回目のが一番大きかったようで今日になって報道されているのはこの地震のようでやんす
揺れている時間がとっても長く感じたのでやんすけど報道によると一分くらいだったようで

それにしてもこの騒ぎの中ニャンとも鳴かなかったわが家のニャンコ
腹が据わっているのか腰が抜けたのか丸くなって動かずでやんしたです
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妖物退治リレー
傾国の美女ってぇ言葉が有りますです
色香で国を傾けちゃうほど美しい悪女って事になっておりますです
この美女が平安の都にやって来て天皇を惑わせてしまった
名前を「玉藻の前」と言ったらしい
ここで出てきたのが都を護る陰陽師
安倍晴明ともその子・孫など色々説が有りますですがとにかくその美女は色々な国を滅ぼしてから海を渡ってきた九尾の狐だと判明
陰陽師はサッサと祓います
これは敵わんと狐の正体を現して天皇から離れて都の外へと飛んで去りました
はい
ここで陰陽師の役目は終わりでやんす
都から出ちゃった物を退治するのは面倒でやんすからなぁ

その後を追っかけたのが武士でやんす
何としても仕留めんと弓を背に馬を走らせますですが相手は空を飛ぶので道なき道もなんのその
武士は何度も見失いますですが漸う発見しキリキリッと弓を絞って矢を射かけましたです
その矢は過たず狐に刺さりさすがに狐も地上へと落ちてしまいましたです
やったぁ!!
はい
ここで武士の役目は終わりでやんす

地上に落ちた狐は辺りかまわず毒気をばら撒きましたです
気を吸った地元の人や旅人はバタバタと息絶えましたです
人々が困っていたところに現れる救世主はお坊さんでありましたです
狐を封じ込め結界を張ったのでやんすなぁ
こうして毒気はばら撒かれなくなるのでやんすがそれでも全く出さなくなった訳でもなく人々は近づかない様にと言い合ったそうでやんす
はい
これが殺生石でやんす
割れましたですねぇ( ´∀` )

仏教僧が何故に九尾の狐を成仏させずに注連縄なんか貼っちゃったんでしょう

土地柄を見れば天然ガスの噴出があって岩の割れ目が段々大きくなって割れちゃったってぇ事なんだと思いますです
以前どこかの温泉地でガスを吸ったって事故が有りましたですね
こう考えれば何の不思議はないのでやんすけど
仏も神も大事にされなくなると力を失うと言う話も有りますです
さて?
注連縄の威力は何処まで残っていたのかなぁって考えると恐ろしい物が有りますです
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日記ネタ
少し時間が空いたのでヤフーニュースを見ていましたです
そこで面白い物を発見

祇園精舎は何処にあるのか?ってぇ話でやんす
京都へ観光に来た人が尋ねた質問で
「平家物語に出てくる祇園精舎は何処ですか?」
京都人は正直に答えます
「ここからなら半日くらいかかります」

この話を読んでふと思い出しましたです
プリンスがまだ駅務だったころ田園調布におりましたです
屈指の高級住宅地で有名でやんす
電車を降りてきたお客様が
「調布のスタジアムまでどれくらいかかりますか?」だった
さて?
プリンスは考えます
お客様に質問を繰り返しようやく判明しましたです
お客様の目的地は調布市にある味の素スタジアムだったのでやんす

プリンスは電車の乗り換えを細かく教えてあげたそうでやんすがお客様は何となく納得が行かなかったようでやんす
「調布と田園調布は名前は似ておりますが全く別の場所です」
漸う勘違いに気づかれたご様子のお客様
ぺこりと頭を下げて去って行かれましたとさ

ところで
祇園精舎は何処にあるのでしょうねぇ( ´∀` )
ペンが行っちゃいけない言葉かな
何となく意地悪くなっているペンでやんす^^
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