aoe's diary

　世界陸上の興奮もまだ覚めやらぬ昨日
　またまたアオエは興奮いたしました。

　高校野球の決勝戦。
　途中からですが、じっくり見ることができました。
　世界陸上は夜ですからリアルタイムで見ることが十分可能ですが、
　昼間の高校野球は、途中経過などはわかっても
　なかなかリアルタイムでは見られないんですが
　見ることができたんです。
　幸運でした。(^ー゜）

　高校野球では、プロ野球ではあり得ないような
　劇的な展開になることがあります。
　とは言うものの、ある程度パターンは分りますよね。
　追いつくと、また突き放し
　さらにまた追いつき逆転
　ところがどっこい、また逆に追いつく
　そして延長戦に突入…。
　そこでも死闘を繰り広げet cetera…。

　まあ、それぞれに感動的ではありますが、
　すごいすごいと思いながらも
　大体の展開は予測がつくじゃないですか。
　勝利の予測ではないですよ。試合展開のことです。







　昨日の決勝戦は、
　中京大中京が、日本文理に10対４と６点の大差をつけて
　９回ツーアウト…。
　あと１人で中京大中京の優勝というところまで来ていました。
　ランナーもないわけですから、勝敗は決まったも同然です。
　ところが、ここから日本文理の猛攻が始まったんですよね。
　最初、得点したときには、うんよくやった。
　反撃したし、これである程度納得できるんじゃないかな
　…なんて私は思っておりました。
　ところが、ところが、そのあとも攻撃はやむことなく
　１点差にまで迫ったわけで…
　こんな展開をいったい誰が予測できたでしょう。
　最後の打者が強烈な３塁ライナーに倒れ試合終了…。
　しかし、打球が３塁手の正面だったからアウトになったわけで
　ちょっとでも角度が変わっていれば、
　当然、同点のランナーがホームに帰ってくるところでした。
　
　10対９で中京大中京の勝利、優勝…。
　勝った中京大中京の選手が泣いているのに対し、
　敗者である日本文理の選手たちは満面の笑顔でしたよ。
　勝ったも同然という気分になれたからでしょう。
　自分たちは最高だったと胸を張って
　試合を終えることが出来たのだと思います。
　あれほどすがすがしく素晴らしい笑顔の敗者の顔は
　見たことがないですよ。
　悔しいのを我慢して必死に笑顔を作っているのとは
　全然ちがいましたからね。
　自然に湧き上がってくる笑顔なんですから。

　いやあ、高校野球はやはり素晴らしい！！

　勝利の女神も、最後の最後で、オツなことをしてくれたものです。

　
　

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