六花亭 マンス・ショコラ
     201107sweets      

 六花亭のマンス・ショコラ。
 これはねえ…。





     201107sweets2     

 ちょっとイヤな予感がしないでもなかったんですよ。
 いつぞやの塩チョコレートみたいな感じなんじゃないかというような…。
 パッケージに書いています。
 
  おいしさの秘訣はその「薄さ」です。

 薄いというんだから、そりゃあ、薄いんだろうなあとは思いましたよ。
 ええ、ええ。
 
 パッケージにはさらにこんなふうに書いてあります。

  「マンス・ショコラ」とはフランス語で「薄いチョコレート」の意味。
  名前のとおり、わずか2ミリというその厚さにこだわりました。


 ホームページを見ても、この薄さ加減が大変なんだということが力説されております。




     201107sweets3     

   ブラウンのシックなパッケージを開けると、小さな円盤形のチョコレートが、2段重ねのトレーにびっしり入ってます。
   ひとつつまんでみると「あら、軽~いっ!」(*^_^*)。さすが、厚さ2ミリ。驚きの薄さです。


 確かに薄いんですけど、「2段重ねのトレーにびっしり」という表現はいかがなものでしょうか。

 これ、写真撮影用に、並べ替えたんです。
 パッケージを開けたとき、隣のくぼみに移動していたりして、1枚しかおさまっていないところもありました。
 びっしりなら、移動なんかしませんよ。
 スカスカなんですよ。
 




     201107sweets4         

 要するに、ナンですよ。厚さ2ミリの薄っぺらな碁石のようなチョコレートが
 たった18枚…。
 味はなぜだか、甘さ控えめのビターチョコ。
 
 アタクシの脳裏には、パッケージを開けた瞬間から、
 なんの脈絡もなく、1つの言葉が浮かんでおりました。

       過疎。


  さらに、思い浮かべたのがこんなことば。


   正しかるべき正義も時として、盲しいることがある。


 かつての人気ドラマ「逃亡者」の冒頭で流れるナレーションです。

 六花亭よ、おまえもか。

 暗澹と沈み行く心を引き立てながらも、大型ペットボトル2本ほどのため息をついたアオエでありました。



※画像が見えない場合はこちらを。

 http://blog.goo.ne.jp/aoepapa/

 リンク集からもいけます。