うつむく中年…。
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   うつむいて
   うつむくことで
   君は自分を主張する
   君が何に命を賭けているかを



 谷川俊太郎の「うつむく青年」という詩の一節です。
 
 うつむく姿で青年は主張し、
 その主張を感じ取る大人が、そこに見えます。


   うつむいて
   うつむくことで
   君は自分を主張する
   君が何に命を賭けているかを
   そる必要もないまばらな不精ひげと
   子供のように細い汚れた首すじと
   鉛よりも重い現在と
   そんな形に自分で自分を追いつめて
   そんな夢に自分で自分を組織して



 しかして、今朝のアオエは、うつむく中年です。

 よくあることですが、また、パソコンに向かったまま眠っておりました。
 がっくりと首を垂れて…。





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   うつむけば
   うつむくことで
   君は私に否という
   否という君の言葉は聞こえないが
   否という君の存在は私に見える



 いいっすねえ。谷川俊太郎。

 今朝のアオエは、単純にうつむきすぎ。
 不自然な格好を続けておりました。
 不自然がずっと続いていたので
 今、自然な姿勢をとろうすると
 それが不自然に感じられます。

 痛みは、異常を訴える体の主張。
 


   うつむいて
   うつむくことで
   君は生へと一歩踏み出す
   初夏の陽はけやきの老樹に射していて
   初夏の陽は君の頬にも射していて
   君はそれには否とはいわない



 
 体は、頻繁に異常を告げてくれます。
 その一方で、心は、日々鈍感になり
 最近は、なにも告げてくれなくなったような…。

 ああ、それにつけても、首が痛みます。

 うつむく美中年 アオエでした。(ё_ё)


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