自立のヒト…
 雪の陰からひょいと顔を出したのはツグミです。
 このツグミは昨日、朝にも見かけましたが
 その時とは、ちょっと見が全然、違います。
 きっと寒かったので、羽毛をふくらませていたからだと思います。
 スズメなんかも、よくそうしていますけど。






 キョロキョロとあたりを見回しております。
 わが家のすぐ横には市道があり、車もよく通過しますが
 全然、驚く素振りを見せません。
 落ち着いたものであります。






 なかなか全貌を現わしませんでしたが、やっと…。
 遠目だとムクドリと間違えたりしますけど、よくみると全然違いますよ。




 これがムクドリ。
 このヒトは本州以南のニュースで街に群れで居ついて糞害をもたらすと
 聞きますけれど、ツグミはあまりそういう話は聞かないのでは…。

 そもそもツグミは、大群になっているのは見かけません。
 いても数羽というところではないでしょうか。
 ただ、渡り鳥としては、大群で日本にやってくるのだそうです。
 それは多くの渡り鳥がそうであるように、外敵から身を守るための手段なのでしょう。

 しかし、渡ってきたあとは、少しずつ群れが小さくなり、
 冬になると、このように単独で暮らすようになるのだそうです。

 群れることなく、きびしい冬を自立して生き抜くわけです。
 出会うたびに、なかなかできたヒトだなと思うアオエなのであります。(ё_ё)


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