2004 07/02 14:20
Category : 聴之介
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「 ・・・
年老いて 昔を恋しいと思った時もあったけれど
さらに老いを重ねた 今では
最初に昔を恋しいと思った時点が懐かしい
美麗を尽くした往時にひきかえ
今は 草の庵に起き伏しする身である
無常を告げる 関寺の鐘の音も
無常を悟った後までも 生き長らえている
自分にとっては 今さらめいていて
何の感慨もない
・・・
好きな和歌に興ずる毎日ではあるが
その歌も
我が身同様 日々衰えていく ....
・・・ 」
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「 ・・・
年老いて 昔を恋しいと思った時もあったけれど
さらに老いを重ねた 今では
最初に昔を恋しいと思った時点が懐かしい
美麗を尽くした往時にひきかえ
今は 草の庵に起き伏しする身である
無常を告げる 関寺の鐘の音も
無常を悟った後までも 生き長らえている
自分にとっては 今さらめいていて
何の感慨もない
・・・
好きな和歌に興ずる毎日ではあるが
その歌も
我が身同様 日々衰えていく ....
・・・ 」
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