新年の言葉
カレンダーに目をやれば な、な、なんと2008年も終わってしまい
いつのまにか 誰の断りもなく 勝手に2009年が来ているではないか
何故か 毎年 この繰り返しを行っているのに 新年と言う言葉を
厳密に考えずに過ごして来たようである
新年は 国によって 捉え方が違っていて フランスでは もともと4月1日を新年としていたのであるが
16世紀中庸に 時の王様が グレゴリオ暦によって1月1日を新年とするようになったそうである
日本では 旧暦が存在し 今でも旧正月を行う地域があり 1月1日=新年とするのは 少し気が引ける・・・私だけか
東南アジアでは 今でも旧正月こそが新年であり キリスト教国では
クリスマスこそが 新年の行事であるのは ご存知のとおりである
さて そこで 新年=正月の関係は いつから始まったのであろうか?
これは 鶏が先か 卵が先かの論争に似ているかのしれない
さらに正月はなぜ「めでたい」のか??
これは 是非「めでたい」の意味を知る必要があるように思う

めでたい=愛でる
愛ずの連用形である「めで」と、「甚だしい」の意味である‘いたし’が合わさった『愛で甚し(めでいたし)』が転用したものだそうである
http://www.e-eyenet.ne.jp/amusement/column/200601.html 様より勝手に抜粋

うーむ なるほど さすれば「目出度い」や「芽出度い」は 使用方法が間違っているのが よくわかる
しかしながら 長年の風習により 誤った用法が 主に用いられている現状では
「お愛でとう」とは なんだか誤解を相手に与えるようで 使い辛い言葉になってしまうではないか

さて 正月の語源であるが これは 事物の語源を表した室町時代の類書「あいのうしょう」の説が有力らしい
らしいとは 即ち 未だ定説が存在しないことでもあるが
この「あいのうしょう」には 政治に専念した秦の始皇帝の降誕した月を「ゼイグワッ(政月)」と言い
これが どうやら「正月」に転訛したものらしい 言葉としては
ゼイグワッ ⇒ シャウグワッ(旧カナ)となり ショウガツとなったようだ
これが 一年の最初の月である1月に 行事として「正月行事」が取り入れられ
新年=正月の関係になったようである
あ~ 今年もまた このように悩む事が一杯できそうだ(爆
くれぐれも 不眠症にはならないように 注意しよう