身に憶え≒心当たり 
このふたつは よく似ているし

そう 「思い当たるふし」なども 使われますね。

確かに 間違いではない。。


けれど 想像してみてくださいな。

もともと クレームぽいニュアンスでかかってきた電話。

ひとによっては 「身に覚え??!!

なんか 俺が悪いことでもしたのかい!」と

厳しい状況になる場合も なきにしも非ず、なのです。

電話応対って 顔が見えないし ことば イントネーション

微妙な意味をもち 誤解も生じます。

クレームではない電話が クレームになってしまったりするわけで

それらは 案件そのものとは全然違う ほんの 

些細な一言が 原因だったりします。


すこしはずれますが わたしも 以前 株の相続手続きの

相談をうけていたとき、失敗したことがあります。

ご主人が亡くなってまもない奥様からの電話。必要書類を

揃えるための 問い合わせでしたが 最初から声が苛立っていました。

慎重なやりとりをしたつもりの わたしでしたが

終話近くになって なにか その方が あることがらで

何度も何度も 「ほんとにそれでいいの? ほんとね?」なんて

感じで しつこく強い調子で聞かれました。

わたしは 「さようでございます。」と 「仰るとおりです」と 繰り返していました。

そのとき。。

すこし風邪気味だった わたしは  急に鼻が

むずがゆくなって くすん、と ちいさく鼻をすすりあげて

しまったのです。。あ~あ(笑

ヘッドセットは非常に 高性能に 音を拾います。

咄嗟にはずせなかったのですね。

とたん 奥様の激しい怒りを買いました。。。

『「ふん」とは ひとを馬鹿にしてなんですか!』

(馬鹿にしてなんかないよお~(笑))

「いえ そんなことはございません。。失礼いたしました

 申し訳ございません。」

これはもう 平謝りです。

もう。。 7~8年前のことでしょうか。。

今夜は こんな話を書きましたが もし 笑えたら

ぽちっと 押してくださいな(微笑


今夜は とても大きな 三日月です。


                   izayoi