2008年02月の記事
2008 02/29 20:34
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
あと 何時間かで 三月ですね。
なんて オーバーでしょうか(微笑
夜の空気もふんわり
華やいで。。
お酒でも飲みたい気分ええ わかっています 貴方が コップ半分で真っ赤になってしまうってこと。。
素敵な
大好きな 貴方へ。。
遠くから
いつも
幸せ お守りいたします。。
なんて オーバーでしょうか(微笑
夜の空気もふんわり
華やいで。。
お酒でも飲みたい気分ええ わかっています 貴方が コップ半分で真っ赤になってしまうってこと。。
素敵な
大好きな 貴方へ。。
遠くから
いつも
幸せ お守りいたします。。
2008 02/29 13:00
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
母の遺した着物は箪笥の中に今もぎっしり詰まっており
もう亡くなってから五年も経つもののまだ私が手を付けていないもののひとつである。
ただ 母がとりわけ気に入っていた大島紬の一反は 葬式が済んだあと
市内に住む姉が 「これは私へくれると(生前)約束してたものだから」と 父へ断って持って行ったという。
その頃 わたしは生家にはおらず 他県に一人住まいをし
都内へ仕事に通っていた。
居所は両親には教えてあったが 父は 母が亡くなったことをわたしには知らせず
長女である姉夫婦仕切る元 近親の者だけで 葬儀をすませてしまった。
ある年の秋、台風一過の明け方に、わたしはただならぬ夢にうなされていた。
夢枕に立つ白装束の母の姿にとにかく、と 急ぎ生家に帰って
父の口から 母の死を聞かされのは 亡くなってから既に二年後のことだった。
きのう 「たんす屋」という 着物を扱う店先で 大島紬の何反かを見ているとき
母が持っていたのと良く似ているのがあった。
不思議なことに わたしは 母のその紬を 形見分け を せぬうちに早々と持って行った姉のことを とくに責める気持ちにはならない。
店には 色々と 手頃な値の物が並んでいて
春の江ノ島 鎌倉を散策するのに どうかしら、とすこし見て歩いた。
店のひとも 「ご予算内でいかようにも見て差し上げますよ」と 親切に言ってくださった。
わたしの頭には 昔 二十歳の記念にと ひとり 京都へ旅行した際
三松本店で 正絹の、まゆを桃色に染め上げたような美しい付け下げを 思い切って買い求めたことなど
ちらりと 浮かんでいた。
izayoi
もう亡くなってから五年も経つもののまだ私が手を付けていないもののひとつである。
ただ 母がとりわけ気に入っていた大島紬の一反は 葬式が済んだあと
市内に住む姉が 「これは私へくれると(生前)約束してたものだから」と 父へ断って持って行ったという。
その頃 わたしは生家にはおらず 他県に一人住まいをし
都内へ仕事に通っていた。
居所は両親には教えてあったが 父は 母が亡くなったことをわたしには知らせず
長女である姉夫婦仕切る元 近親の者だけで 葬儀をすませてしまった。
ある年の秋、台風一過の明け方に、わたしはただならぬ夢にうなされていた。
夢枕に立つ白装束の母の姿にとにかく、と 急ぎ生家に帰って
父の口から 母の死を聞かされのは 亡くなってから既に二年後のことだった。
きのう 「たんす屋」という 着物を扱う店先で 大島紬の何反かを見ているとき
母が持っていたのと良く似ているのがあった。
不思議なことに わたしは 母のその紬を 形見分け を せぬうちに早々と持って行った姉のことを とくに責める気持ちにはならない。
店には 色々と 手頃な値の物が並んでいて
春の江ノ島 鎌倉を散策するのに どうかしら、とすこし見て歩いた。
店のひとも 「ご予算内でいかようにも見て差し上げますよ」と 親切に言ってくださった。
わたしの頭には 昔 二十歳の記念にと ひとり 京都へ旅行した際
三松本店で 正絹の、まゆを桃色に染め上げたような美しい付け下げを 思い切って買い求めたことなど
ちらりと 浮かんでいた。
izayoi
2008 02/26 21:59
Category : 日記
先ほどから 雨が 音を立てるほどに 降ってきました。
ちょうど 篤姫 下巻を読み終わったところへ。
春 間近 と いうことですね。
有り難い雨です。
ちょうど 篤姫 下巻を読み終わったところへ。
春 間近 と いうことですね。
有り難い雨です。
2008 02/26 11:34
Category : ただいま読書中。
昨日 最寄り駅構内の書店まで出向き 上巻を買った同じ場所より 買い求めました。上巻は 早々 買ったその日の内に読んでしまって 「やはり 下巻も同時に買って置くべきだった」と 思われた事でした。
今 ちょうど天皇家より和の宮様が徳川家へ輿入れされたところで なかなか 面白いです。
ずいぶん昔になりますが やはり NHK大河ドラマで 当時 女優の大竹しのぶさんが 和の宮を演じたことがあり その時のシーンなど 少し思い起こしながら 読んでいます。「 和の宮様御留」。。でしたでしょうか。
今日は 暖かいですね。 が 夜は 雨とのことです。
今 ちょうど天皇家より和の宮様が徳川家へ輿入れされたところで なかなか 面白いです。
ずいぶん昔になりますが やはり NHK大河ドラマで 当時 女優の大竹しのぶさんが 和の宮を演じたことがあり その時のシーンなど 少し思い起こしながら 読んでいます。「 和の宮様御留」。。でしたでしょうか。
今日は 暖かいですね。 が 夜は 雨とのことです。
2008 02/25 22:49
Category : 日記
最寄り駅からは タクシーを使わなければならないので 今日は 遠回りして ただいまバスのなかです。
なにしろ 書籍を五冊も買ってしまいましたからね(微笑
昼間 水仙を撮りましたが 少し 整えてから 後日 upしようと考えています。
izayoi
なにしろ 書籍を五冊も買ってしまいましたからね(微笑
昼間 水仙を撮りましたが 少し 整えてから 後日 upしようと考えています。
izayoi
2008 02/25 20:58
Category : ただいま読書中。
今日から 新しいカテゴリを増やしました。
よろしかったら ご一緒に読んで見ませんか。
久々に 凄い本に出会ったと思います。
izayoi
よろしかったら ご一緒に読んで見ませんか。
久々に 凄い本に出会ったと思います。
izayoi
2008 02/25 13:26
Category : 日記
直接 わたしの担当ではなかったが 何かとアドバイスさせて頂いていたオペレータがいた。
彼女は あるとき お客様が ネットで取引をされたいと言ってるが どこをご案内したら? と わたしに尋ねた。 わたしは internet banking のことと 確認をした上で 次の部署をご案内するよう 指示を出した。 彼女は 「ありがとうございます!」と わたしにすばやく礼を言ったあと Hold ボタンを 解除してこういった。
「お客さま インターネットバイキングのご利用でこざいますね?! それでは 今から申しあげます ×××の。。」
わたしは 後ろで笑いを噛み殺しながら 彼女の 山形方言だが はっきりと明朗な声の案内を見守った。
そんな 彼女から 先日 呼び止められ ソニプラで買ったという 可愛いい チョコレートを貰った。
「わ わたしはオトコか(笑 」と 咄嗟に チャチを入れてしまったけれど プレゼントは やはり 嬉しい。春を思わせる きみどり色のパッケージを 御礼を言って 押し頂いた。
この話は落ちがあって 帰りちかく 若干24才の 女子に評判の高い T氏の席に わたしが貰ったのと同様の きみどり色のモノが見えるではないか。。
お揃。。(笑
はたして 山形出身の彼女 このT氏にも 同様の 子豚チョコをあげたのだそう。。
「Tさんのは ホワイトにしました。。(照)」
恋する春。。
チョコ ありがとう。
美味しかったよ♪
彼女は あるとき お客様が ネットで取引をされたいと言ってるが どこをご案内したら? と わたしに尋ねた。 わたしは internet banking のことと 確認をした上で 次の部署をご案内するよう 指示を出した。 彼女は 「ありがとうございます!」と わたしにすばやく礼を言ったあと Hold ボタンを 解除してこういった。
「お客さま インターネットバイキングのご利用でこざいますね?! それでは 今から申しあげます ×××の。。」
わたしは 後ろで笑いを噛み殺しながら 彼女の 山形方言だが はっきりと明朗な声の案内を見守った。
そんな 彼女から 先日 呼び止められ ソニプラで買ったという 可愛いい チョコレートを貰った。
「わ わたしはオトコか(笑 」と 咄嗟に チャチを入れてしまったけれど プレゼントは やはり 嬉しい。春を思わせる きみどり色のパッケージを 御礼を言って 押し頂いた。
この話は落ちがあって 帰りちかく 若干24才の 女子に評判の高い T氏の席に わたしが貰ったのと同様の きみどり色のモノが見えるではないか。。
お揃。。(笑
はたして 山形出身の彼女 このT氏にも 同様の 子豚チョコをあげたのだそう。。
「Tさんのは ホワイトにしました。。(照)」
恋する春。。
チョコ ありがとう。
美味しかったよ♪
2008 02/24 13:20
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
昨日 東京に吹いた 春一番。
今も 激しく吹き荒れています。
わたしは 早くも 花粉症の症状が。。
でも 出掛けますよ~
きっと あちこち 春の芽吹きを感じられるでしょうから。
皆さまも 楽しい日曜日を♪
izayoi
今も 激しく吹き荒れています。
わたしは 早くも 花粉症の症状が。。
でも 出掛けますよ~
きっと あちこち 春の芽吹きを感じられるでしょうから。
皆さまも 楽しい日曜日を♪
izayoi
2008 02/23 13:30
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
まるで 凪いでいる海のような
優しい色に
空が 染まってゆくのを見て
わたしは 静かにうなづいていた。
胸のなかに
空と同じ
淡い薔薇の花びらが
一枚 舞い降りた。
静かで穏やかな 海辺の夕暮れ
ピーヒョロと 鳴き声を交わす鳥たちの描く 大きな弧を いつになく晴れがましい気分で 見上げていた。
優しい色に
空が 染まってゆくのを見て
わたしは 静かにうなづいていた。
胸のなかに
空と同じ
淡い薔薇の花びらが
一枚 舞い降りた。
静かで穏やかな 海辺の夕暮れ
ピーヒョロと 鳴き声を交わす鳥たちの描く 大きな弧を いつになく晴れがましい気分で 見上げていた。
2008 02/23 00:00
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
今日はとても暖かかったので 用事をひとつキャンセルして 夕方から ロマンスカーで江ノ島へ向かいました。 日没にようやく間に合って 電車は駅のホームへと滑り込みました。
2008 02/18 23:55
Category : ただいま読書中。
「天璋院 篤姫(上)」
宮尾登美子著 を 読み始めています。
明日は 篤姫の誕生日だそうですね。
感想は また書きます。
明日は 下巻を買いに行こうとも。。
宮尾登美子著 を 読み始めています。
明日は 篤姫の誕生日だそうですね。
感想は また書きます。
明日は 下巻を買いに行こうとも。。
2008 02/16 20:05
Category : 日記
たとえ 足跡だけ
通り過ぎてゆくだけとしても
わたしの エクラのページを訪れて下さり
ありがとうございます。
心から感謝いたします。
十六夜
通り過ぎてゆくだけとしても
わたしの エクラのページを訪れて下さり
ありがとうございます。
心から感謝いたします。
十六夜
2008 02/15 17:03
Category : くちずさむ歌
春はおとずれ そして去っていく
変わってしまう悲しみは 僕も知っている
この船であてのない
二人ならば
古いコートは捨てて
僕の胸でおやすみ
二人で歩いてきた道なのに
なんて淋しい
古いコートは捨てて
僕の胸でおやすみ
僕の胸でおやすみ
歌 「南こうせつとかぐや姫」
大好きな二番です。 申し訳ありませんが この記事へのコメントはご遠慮下さいませ。
izayoi
変わってしまう悲しみは 僕も知っている
この船であてのない
二人ならば
古いコートは捨てて
僕の胸でおやすみ
二人で歩いてきた道なのに
なんて淋しい
古いコートは捨てて
僕の胸でおやすみ
僕の胸でおやすみ
歌 「南こうせつとかぐや姫」
大好きな二番です。 申し訳ありませんが この記事へのコメントはご遠慮下さいませ。
izayoi
2008 02/15 12:33
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
握り反す
手の温もりと 力強さに
熱き涙 溢る
再会の友
もちろん 涙は 見せませんでしたけど(微笑
一昨日のこと。懐かしいひとと再会した。母がまだ生きていた頃だから 五年位前だろうか わたしは vaio の c1を 携えて 都内のビジネスホテルに泊まっていた。 ひとりなのに ツインルームで。 二ヶ月ほど滞在した。神奈川のマンションに住む前のことである。そのときに知り合った わたしより年上の女性 自称「あさりちゃん」
外国語が達者で わたしの書く詩歌を 翻訳したいと言ってくださった。美しい声で 英語の歌を教えてくださった。 知り合ってからは ○○先生はいらっしゃいますか? と フロントを通じて 時折 わたしの部屋を訪れて下さった。 少女のような笑顔で 気の利いた冗談をいい 時に 眼の奥に 知的で鋭い光を点らせ あとでわたしを唸らせるような 素晴らしい説句を吐いた。
その 幾つか いえ 全てといっていいだろう 彼女の言葉は ずっと そのあとも わたしの心のなかに残っていて 都度 取り出して その意味合いを確かめたり 自分なりに 新しい解釈を加えたりしてきた。
手の温もりと 力強さに
熱き涙 溢る
再会の友
もちろん 涙は 見せませんでしたけど(微笑
一昨日のこと。懐かしいひとと再会した。母がまだ生きていた頃だから 五年位前だろうか わたしは vaio の c1を 携えて 都内のビジネスホテルに泊まっていた。 ひとりなのに ツインルームで。 二ヶ月ほど滞在した。神奈川のマンションに住む前のことである。そのときに知り合った わたしより年上の女性 自称「あさりちゃん」
外国語が達者で わたしの書く詩歌を 翻訳したいと言ってくださった。美しい声で 英語の歌を教えてくださった。 知り合ってからは ○○先生はいらっしゃいますか? と フロントを通じて 時折 わたしの部屋を訪れて下さった。 少女のような笑顔で 気の利いた冗談をいい 時に 眼の奥に 知的で鋭い光を点らせ あとでわたしを唸らせるような 素晴らしい説句を吐いた。
その 幾つか いえ 全てといっていいだろう 彼女の言葉は ずっと そのあとも わたしの心のなかに残っていて 都度 取り出して その意味合いを確かめたり 自分なりに 新しい解釈を加えたりしてきた。
2008 02/11 10:18
Category : 日記
大女優 加賀真理子さんが いつか対談で おっしゃっていた 三つの大切なこととは。。
ひとつ 「別れないこと」
ふたつ 「風邪をひかないこと」
みっつ 「転ばないこと」
だそうです。
ところどころ残る雪が明日の朝は 凍って 道が滑りやすくなっているかも知れませんね。
どうぞ 今夜は早めに休んで 体調を整えて。。
izayoi
ひとつ 「別れないこと」
ふたつ 「風邪をひかないこと」
みっつ 「転ばないこと」
だそうです。
ところどころ残る雪が明日の朝は 凍って 道が滑りやすくなっているかも知れませんね。
どうぞ 今夜は早めに休んで 体調を整えて。。
izayoi
2008 02/09 19:12
Category : くちずさむ歌
君の笑顔の向こうにある悲しみは
ぼくの届かないところにあるものなのか
ふたりで歩いて来た道なのに なんて寂しい
古いコートは捨てて 僕の胸でおやすみ
南こうせつ
これを見て 心が反応した方は どうぞ コメントいれて下さいね(微笑
izayoi
ぼくの届かないところにあるものなのか
ふたりで歩いて来た道なのに なんて寂しい
古いコートは捨てて 僕の胸でおやすみ
南こうせつ
これを見て 心が反応した方は どうぞ コメントいれて下さいね(微笑
izayoi
2008 02/09 11:43
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
デパート入口の大きな花屋さんには、
豪華な蘭や薔薇に混じって ムスカリや桜草 ヒヤシンスなど 可憐な春の花たちも並んでいた。
手が届く棚に 鈴蘭の鉢植もあって そっと顔を近づけると
一握りほどなのに 鈴蘭の清らかな香りがした。
白い籐篭の鉢カバーも柔らかいラベンダー色の包みも 可愛らしい。
これを Sに 贈って上げたいな とふと 思った。
幸福を呼ぶ 鈴蘭の花。
けれど そう思ったとたん わたしのむねは 切なくなるほど きゅんと痛んで
白い鈴蘭の鉢から 身を離してしまった。
豪華な蘭や薔薇に混じって ムスカリや桜草 ヒヤシンスなど 可憐な春の花たちも並んでいた。
手が届く棚に 鈴蘭の鉢植もあって そっと顔を近づけると
一握りほどなのに 鈴蘭の清らかな香りがした。
白い籐篭の鉢カバーも柔らかいラベンダー色の包みも 可愛らしい。
これを Sに 贈って上げたいな とふと 思った。
幸福を呼ぶ 鈴蘭の花。
けれど そう思ったとたん わたしのむねは 切なくなるほど きゅんと痛んで
白い鈴蘭の鉢から 身を離してしまった。