7/12
ゆっくり寝たつもりだったんだけど
熱帯夜だったようで
結局朝早めに起きてしまった、

夜の間ずっと登る予定なので
できれば昼まで寝ておきたかったんだけど
10時が限界だった、

実際今になってもタイムスケジュールが読めない、
自分の体力と低酸素適応にはどれくらいのスローペースで
行けばいいのかが見えてこないから、

とりあえずお鉢周りもしたいと思っているので
山頂滞在は2時間半はできれば
したい、
そんで朝日も見るとなると
頂上到着が午前4時辺りが目安になると思うんだが
前回行ったときは
たしか早朝から登って
昼前には着いていた筈、
しかし9合目以上で高山病になり
お鉢周りすることはできず、写真数枚を写して
すぐ下山した記憶がある、
しかもがれ場の下山が嫌なので
砂走りに逃げたら降り口が違うところに出てしまい
タクシーに乗るという失態を犯したんだ、

つまりあのペースで登ったら年齢うんぬんではなく
なるということだ、

まぁあれから10年以上経っているから
体力的な衰えを確かめるという意味でも
行くことにしたんだから
それはそれでいいんだけど

年齢的な体力の衰えだけを言うのではなく
衰えた分なにか得たものはないのか
という観点も実はすごく期待しているところもある、

もちろん、それは前回の教訓
今回は携帯酸素持参、

そして前回行った時代にはネットや携帯はなかった、
今回は行く前からネットでルート等は
確認した、
携帯も持参、

そういうことで10年前との差っていうものも
感じてみたいな、

そもそももう一回行かなくてもいいかな
とは思っていた、
一応山頂には行ったし、
ただ、前回まともにあそこにいられなかった
という後悔というか
自分の中で負けた、という感覚が
俺の頭のどっかに引っかかっていたのは確かだ、

それと、くだらないことかもしれないが
前回撮った写真が普通の写真だったこと
スキャナーで取り込めばいいんだけど
いい写真が残っていない、
以前富良野の写真をパソコンが壊れた時に
全部データを失ったことで
もう一度撮りに行ったのと
気持ち的には同じかな、

まぁ後は10年で俺がいかに体力的に落ちたかを
確認するため、

ただ、車両規制だの大混雑だのの観光地に行くのは
やっぱり嫌なので
行くなら平日しか考えていなかった、
しかし7月はいつも仕事が忙しい時期だったので
去年今年と巡り会わせで抜けたおかげで
今しか出来ない、富良野だの富士山だのに
なっているのかもしれない、

とにかく最悪リタイヤだけはしたくない、
あの時の俺に負けるのだけは
嫌だ