頭に浮かんだこと

やっと月も半分
今日も一日なんとか終わった、

朝また悩むような
一通の葉書が届いていた、

完全に落ちていた自分の気持ちが
少しだけ和らいだんだが
だからと言って
これは現時点で悲劇への
完結ご招待券のようなもので
甘美な気分をほんのり匂わせながらも
乗ってしまえば恐ろしい
結末が待っているのは目に見えている、

皮肉にも旅明けの
俺の誕生日にセットされているのは
間違いなく運命だろう、

こうして考えてみると
全てが終焉へ向けて
着々と動いていると感じずには
いられない、

昨日はあまりに落ち込んで
去年書いたメールを読み返していた、
そうしたら去年も今と
同じ事を考えていた、
そして同じような内容を書いていた、
まさに進歩が無い、
これじゃ相手だって嫌になるだろう、
とつくづく自分が嫌になった、

頼むから俺の予想を裏切ってくれ
運命を変えるには
それしかないんだ・・・

誰でもいい
俺の予想を遥に上回る全く予期できない
行動をしてくれ
そうすれば
この決まりきったマイナスの
終結へのお話も変わるかもしれない・・・