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誰にも言えない違和感、
たった一言でひっくり返る世界、

俺は相変わらずもろいね、

不確かなつながりしか持たない人間
だからこそ
簡単に一言でひっくり返ってしまう
現実、

ごまかしでしかない今の俺

変な夢を見た
遠くへ行った夢だった、
見たことのない電車が走り
見たことのない街で
俺は一人だった、
山道を登ると小高い丘の上
坂を登りきるところで
誰かが手を伸ばしてくる
その手は真っ黒な闇
それに俺は手を伸ばし俺のなにもかもが
飲み込まれる
そこで夢は終わった、

今日は電話は鳴らない
ゆっくり寝直して昼頃起きた、

それからはいつもの日曜日だったんだが
夜にちょっと変わったことをした、
そうしたら途端に聞かなくていいことを
聞いてしまった、
その途端、全てがひっくり返った、

だからって今の俺にはどうってことはない、
昔なら頭の中真っ白になって
呆然としちゃったろうけど、
ただそれ以外の繋がりについての
信じていた物が揺らいでしまうのが
俺にとっては一番辛いかな、

黒の物を白として生きるのには無理が
あると
俺はいつも思っているんだ、
それならなんで黒なんだとして
生きないのか
それでは悲しすぎる
その通りだろう、
でも黒のものを白と言っていても
何も変わらないと俺は思うんだ、