2013年08月の記事


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   向けないでいる

   後ろばっかり 振り返る

   二ヶ月経っても 心の中は 整理できない


   人と関わる事の 虚しさ、そして無意味さを
   嫌というほど思い知らされた あの夜

   もう二度と 人を求める事はすまいと 心に誓った


   人間なんて 所詮、いい時だけのお付き合い

   バカ言って関わってりゃいいのさ

   だけど、本当に助けて欲しい時 人は誰も助けてはくれないよ


   それを 教えてくれた人

   その人からのメール..  返事ができない

   今更..
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   今日は ななちゃんの二回目の 月命日

   あの日から まだ、二ヶ月しか経ってないんだね

   なんか、もうずっと前.. そう、半年ぐらい経ってるような気がするよ


   ななちゃん、具合が悪くなるかなり前から 最期の処置をされる時まで
   お水を 本当に良く飲んでた

   今、考えると きっと、病気がそうさせていたんだろうね

   それに、呼吸が苦しくなってからは 口で息をする事が多かったから
   口の中は いつもカラカラになっていたんだと思う

   それで、具合が悪くなってからは 頻繁にお水をあげるようにしてた

   元気な頃は 取り替えてあげても それほど積極的には飲まなくて
   早く飲まないとゴミが入っちゃうよって 私、良く言ってたっけ..

   だけど、いつ頃からだろう? 貪るように飲むようになったのは..

   そんなに飲んで大丈夫? って、心配して声をかけちゃうくらい..
   それくらい 本当に良く飲んでたよね


   だから、あの後 これからもお水だけは 絶対に切らさないようにしようと
   私は固く心に誓った


   今も 朝、起きてきた時と 夜、寝る前には 必ず、寝床のお水を取り替え
   そして、手を合わせる

   昼間も 気がついた時には なるべく取り替えるようにしている


   ななちゃんの あの頑張り、そして、ななちゃんの無念さを思うと
   今でも申し訳なさで 胸が張り裂けそうになる

   ごめんね、本当にごめんね

   私は、取り返しのつかない事をしちゃったんだよね


   でも、あの時の私に あれ以外のどんな選択肢があったんだろう?

   今、考えても その答は見つからない
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頑張ってるよ
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   昨日のえむ地方には 夜の六時以降に 雷雨の予報が出てた

   それも、かなり激しい雷雨だとか..


   落雷に寄る停電が怖いので ちょっと早めに入浴..

   そしたら、入って間もなく ドーン・ガラガラガラ~..


   冗談じゃない、 だから早めに入ったのに~

   今の内なら まだ大丈夫かと思ってさ   


   窓こそ全部閉めてきたものの、パソコンのコードはコンセントにさしたまま

   クーラーのスイッチも入れてきたし ロスナイの所からの雨漏りの心配もある

   こんな事なら もう少し様子を見てから入れば良かった と、後悔しまくり..

   それに、裸だと お臍を取られる心配もあるしさ^^;


   体を洗ってる最中も 稲光りと ドーン・ガラガラガラ~の連続..

   でも、何とか 一通り洗い終わって 上がってきた途端、激しい雨...

   バスタオルを巻いたままの姿で パソコンのコードをコンセントから抜き

   クーラーのスイッチを消し、ロスナイの所を見、雨漏りが無い事を確認..

   取りあえず、 C=(^◇^ ; ホッ!


   今までだったら きっと、パニくってたと思う

   でも、冷静に冷静にと 自分自身に言い聞かせつつね


   ななちゃんの頑張り.. あの頑張り方の 足元にも及ばないけど

   でも、ななちゃんの後ろ足の 爪の先に触れるぐらいの

   そんな程度の 頑張り方は できたかも..^^
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   死は 穏やかなる 無

   ある人が そう言った

   この世には 何も残らない

   魂も..


   ななちゃん、昨夜の花火 どこで見てたんだろ?

   やっぱり、空かな?

   いつも隠れてた 押し入れには 居なかった
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生きる
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   ななちゃんが 居た 夏

   ななちゃんが 居た 秋

   ななちゃんが 居た 冬

   ななちゃんが 居た 春


   そして、今..

   ななちゃんの 居ない 夏

   ななちゃんの 居ない 秋

   ななちゃんの 居ない 冬

   ななちゃんの 居ない 春


   季節は 同じように 巡る

   だけど、違う

   何もかもが 全然違う


   でも、生きなきゃね

   生きて 行かなきゃね
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四十九日
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   今日は ななちゃんの 四十九日

   ななちゃん もう、完璧に 仏様だよね

   さすがの私も ななちゃんが もう、この世には存在しない
   と、いう事を 認めざるを得ない

   どんなに受け容れ難い事でも 時間はそれを 半ば強引に
   受け入れさせてしまう


   でも、やっぱり 今でも、何かにつけて ななちゃんの影を追う

   仕方がないね 十三年半も 一緒に暮していたんだもの


   今、私が 茶の間のななちゃんの寝床を お花で飾りたてるのも

   ななちゃんの為と言うより 自分の心の隙間を埋める為..

   虚しい行為だと 分かってはいるけど..


   百均とは言っても 十本買えば千円

   無駄使いだよって ななちゃんに言われるかも..

   でもね、こうしないと ななちゃんの居ない空間を埋められないんだよ



   ななちゃんが 最後に横たわってた 八畳の畳の間

   そこに置いてある台の下から 引き摺り出されて ななちゃんは
   処置された

   あの時の私の顔は きっと、能面のように 無表情だったと思う

   ななちゃん、私の突然の行動に 何? 何なの? 
   何でこんな事されるの? って、きっと思ったと思う

   でも、あの時の私に ななちゃんの気持ちを思いやる余裕なんて
   全然無かった

   医者に指示されるままに 頭にタオルを被せ ただ押さえつけた


   一ヶ月前の あの、修羅場があったからね

   あの酷い治療の仕方..

   あの時は さすがのななちゃんも 我慢しきれなかったんだよ

   手首に思いきり噛みつかれて ものすごい出血をした あの記憶..

   あの時の、あの場面が ずっとトラウマになってた


   でも、あの時と違って ななちゃんには もう抵抗したり暴れたりする
   力なんか 全く残っていなかった

   おとなしく、されるがまま..  一本の注射を打たれて 総てが終った

   それも、「ちょっと眠らせてから..」 って、言われて 打った注射でね

   医者が薬を間違えたのか? それとも薬の量が多かったのか?

   とにかく、その一本の注射で ななちゃんの命は断たれた


   あれは本当に睡眠剤だったの? それとも、安楽死の薬だったの?

   今でも疑問に思ってるけど 医者に問い質す事はできなかった

   いずれにしても こちらが望んだ結果だから..

   ただ、後で これは高い薬だからって 医者に言われた事だけは覚えてる


   何にしても ななちゃんの体は 本当に衰弱しきっていたんだよね

   あぁ、こんな事なら もうちょっと違うやり方があっただろうに
   って、ものすごく後悔したけど..

   結果的には 同じだとしてもね

   でも、総ては 後の祭..



   あの時、ななちゃんが居た台の下にも お花を置いた

   そして、息苦しさに喘いで 背中を揺らして寝ていた あの場所にも..

   今でも そこのお花は そのまま..  片付けられないでいる

   でも、この四十九日を区切りに そろそろ片付けようかな

   たとえ、お花を片付けても 私の犯した罪と この後ろめたさを消す事は
   一生、できないけど..



   でも、茶の間の寝床のお花は もう少しいいよね?

   このままでさ

   ななちゃんが居た空間を もう少し、大事にしていたい

   だから、いいよね?

   ここだけは 許してくれるよね?


   せめて、一周忌まで..

   ううん、三回忌まで..
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虹の橋
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   ある方がご自分のサイトで こんな話をして下さった

   死んだペット達は 虹の橋のたもとで 飼い主が来るのを待ってるんだって

   そこは、お花畑や 青々とした草原で そこを元気に走り回ったりしてね^^

   でも、飼い主がいつまでも悲しんでいたりすると 雨降り地区とかいう所から
   抜け出せなくて いつまでも雨に濡れて 寒く辛い思いをするらしい

   だから、飼い主は いつまでも悲しんでいちゃいけないって..


   それで、いつか飼い主がこの世を旅立つと その姿を見つけて
   飛んで来るんだって..

   そして、みんなで一緒に その、虹の橋を渡って行くの^^


   かなり、掻い摘んじゃったけれど 要約するとこんな感じ..^^;


   私の場合、ななちゃんとアンちゃん そして、子供の頃飼ってたハッピーが
   虹の橋のたもとで 私が行くのを待ってくれてるんだ

   そう思うと なんか嬉しい^^
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穏やかな日々
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   穏やかな日が続く  かなり暑いけど..^^;

   一ヶ月半前の あの出来事が まるで嘘のよう..

   この日々が ななちゃんの あの苦しみの果てにあるんだと思うと
   たまらない気持ちになる 


   今、もし ななちゃんが まだ元気で居たら こんな穏やかな日々も
   きっと、ごく当たり前の事のように思うんだろうね

   ななちゃんが居た日々、ななちゃんと過ごしたあの日々

   それが、どれほど幸せな事だったのか..

   今更ながら 思い知らされる


   でも、いつか この穏やかな日々も 必ず終る時が来る

   その時、私は 今のこの日々を どう捕らえるんだろう?
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お供えもの
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   ななちゃんへの お供えもの

   どうしても、具合が悪くなってから食べてた物になっちゃうけど
   元気な頃に食べていた物の方がいいのかなぁ?

   でも、元気な時も それほど喜んで食べてたものってないんだよね

   他に食べる物が無いから 仕方なくって感じでさ


   それでも、若い頃は ウェットフードより カリカリの方が好きで
   それこそ、カリッカリッって 音をたてて ガツガツ食べてた

   その頃は 歯もまだ丈夫だったんだね


   一時期は 猫用の缶詰とか 手を替え品を替えあげてたけど
   特に喜んで食べてたものって 今、考えても特に無いんだよなぁ

   マジで悩んじゃう^^;


   あ、マグロのお刺身とか、カツオの叩きとかは良く食べてたけど
   なんか、どうしても買ってくる気になれない

   ハサミで刻む音だけを ななちゃんに聞かせるような気がしてさ

   ななちゃん、悔しい思いをするんじゃないかって..


   ななちゃんがまだ居た頃に 小分けして冷凍しておいたマグロのお刺身が
   まだ、ふたつ残ってる

   ななちゃんの四十九日と、百か日にあげて それで終わりにしようと思ってる

   ソックスくん達、もう二度とあげられないけど ゴメンネ!
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目線
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   ななちゃん、あの目の高さで 何を、どんな風に見ていたんだろうね

   今まで、そんな事 考えもしなかったけど…

   きっと、私達が感じないような 不安とか、恐怖とか、戸惑いとか

   色々、あったんだろうね

   逆に、私達が知らない 楽しみとかも..^^

   一度、ななちゃんの目の高さで 物事を見てみたら 新しい発見があるかも..

   そして、遅まきながら ななちゃんの気持ちが 少しは理解できるかも..

   今更だけどね


   今度、ななちゃんが寝ていた床に ゴロリと横になって

   ななちゃんの目線で、回りを見渡して見ようか?

   そこから、飼い主の 身勝手な言い分も 分かったりして..
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   この広い地球で たった一人の人間と 一匹の猫

   出会った事に 何の意味があるんだろ?

   癒し? そう、確かに 癒されたけど..

   でも、こんな残酷な結末が 待ってるなんて思わなかったよ


   ななちゃんとの 縁

   もっと、もっと 大切にすれば良かった

   今更、後悔したって 遅いけどさ


   ななちゃんが 結んでくれた人との 縁 

   大切にするからね

   これだけは 約束するからね
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身軽い子
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   ななちゃんて 歳のわりには 身軽い子だったよね

   そういう意味では 老いなんて 全然、感じさせなかった

   二階への階段の 上り下りも 平気の平左..^^

   私が 洗濯物を干しに 二階へ上がって行く時も
   後から駆け上がってきた ななちゃんに
   いつも、簡単に 追い抜かれてた^^;

   押し入れの上の段にも 平気で飛び乗ってたし..
   勿論、降りるのも 全然、平気 


   ただ、大分前だけど 押入れの天袋から飛び降りた時
   前足をちょっと、傷めたような事があった

   右だったか、左だったか忘れたけど 何となくビッコを
   ひくような仕草をしてた

   それを見て、骨折でもされたら大変だからと思い、それ以来
   どんなに入りたがっても 天袋に入れる事はしなかった
    

   具合が悪くなってからも 床から六十cm位の高さにある寝床に
   軽く、ヒョイと飛び乗った

   勿論、飛び降りるのも 全然、大丈夫..

   ななちゃんのノラ時代を 唯一、知ってる お隣のオバチャンに
   ななちゃんの具合が悪くなった時 今の内に一度会っておこうか
   って、言って 会いに来てもらった事がある

   その時も、こんなに高くて飛び乗れるの? って、驚いてた

   その頃のななちゃんは、まだその位 平気だったんだよね


   でも、そんな ななちゃんも さすがに、最期の頃は...


   今更だけど、ななちゃん もっと老いを感じさせてたら
   私の対応も 少しは違ってたかも..

   なんて、また お決まりの 責任回避だよね


   今、洗濯物を干しに行く時、階段で私を追い抜くものはいない
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