錦おりなす長堤...
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  地下鉄東西線「門前仲町」駅
  中野方面改札口から 地上に出でて
  永代橋をめざし てくてく ゆくと

  ・・・

  はるの のたりの 隅田川 − で ございまする


  ちなみに 「てくてく」とは

       〔副〕《同じ調子でひたすら歩くさまを表す語》

  かやう
  国語大辞典(新装版)小学館 1988 に でて おりました


  *


  また 拙者は 「永代橋」 から  
  井原西鶴 の 浮世草子 『日本永代蔵』 − を
  思い浮かべてしまいましたので

  重ねて 国語大辞典(新装版)小学館 1988 を
  ヌァニしてみましたところ


  ・・・


  ◆ 『日本永代蔵』 にっぽんえいたいぐら

     元禄元年刊 六巻 各巻五章

     副題は「大福新長者教」


     富を獲得する商人や破産する商人など
     様々の町人群像を描く

     話題は諸国にわたり 事実と虚構をおりまぜて
     金銭をめぐる人の心のありよう
     町人の経済生活の裏面等を 暢達な文体で活写している


  − などと


  拙者の不得手な 経済の分野に 直面してしまいまして
  おのが 無頼を しばし 反省させられてしまいました


  =


  なお, 「くら」 には −


  【倉・蔵・庫】


    ・穀物 財宝 商品 などを 火災や盗難などから守って
     安全に保管しておくために造った 建物

     土蔵、板倉、校倉(あぜくら)などの 種類がある


    ・鎌倉時代から室町時代にかけて 「質屋」をいう語

     土倉(とくら・どそう)


    ・金銭を手に入れる手づる ; 金銭の収入源 , 金づる

     「是からお前はこちの蔵ぢゃ」 − 箱根霊験躄仇討


    ・歌舞伎の世界などで 興行の不成立をいう語

     転じて
     計画していた物事などを 途中でやめにすること

     普通 「おくら」の形で用いる


    ・「蔵衣装」の略


      【蔵衣装】 : くらいしょう

       ・座元の蔵から出る衣装の意

        江戸時代 歌舞伎の興行主が俳優に貸した衣装

        衣装は俳優の自弁が原則だったので
        主として薄給の下級俳優のためのもの

       ・他人の衣装を借りて着ること


  − など 意味するモノが いろいろありまして

 
  己の 物事にたいする 知らなさ を
  あらためて 痛感させられました


  ●


  さて,

  おっと 携帯にメールが ...


  ・・・

  知己に依頼しておいた ヌァニが とどきましたので

  ご参照くだい ませませ


  しからば これにて ご免 !


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  「舟が出るZONE → □ / from 花見川流乃助」














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