放置・無関心=景観も多様な生物も営利投資対象の犠牲に 「新日本風土記 佐渡の旅」251006nhkBS4K
 放置・無関心=景観も多様な生物も営利投資対象の犠牲に 「新日本風土記 佐渡の旅」251006nhkBS4K

 毎年二度、集落の水田では消費者や学生と農家で 「生き物調査」を実施。
 田んぼに生息する生物の種や個体数を丁寧に調べる。
 国の天然記念物<トキが暮らしやすい田んぼ>をめざし、化学肥料や農薬の使用量を削減する効果を確認するため。

 有機農業や冬季の湛水=水田などに水を満たし、ためるておく、または水がたまった状態に努める。
 農業に対する農業者自身の意識向上がはかられ、消費者交流や小学生の総合学習とも連繋。
 トキの保護のみならず、「生きものを育む佐渡の田んぼや環境にやさしい農業への取り組みをPR」というわけだ。

 と、申すも佐渡のトキは、著しく減少していた。行政庁は捕獲して飼育施設で繁殖を。
 しかし当時の少年は行政庁の措置に、疑問をもった。
 思い余って除雪後に出来た、<雪の壁>に記載「トキをとるな」とか「帰れ」。
 
 捕獲された在来のトキは死に、中国から輸入し再飼育することに。
 「トキをとるな」「帰れ」と記載の少年は大人になり、やがてトキの保護に立ち上がる。
 地域農協の取り組み。そこをネバリ強く、佐渡の全島に拡大。

 島あげて、<トキが暮らしやすい田んぼ>をめざし、化学肥料や農薬の使用量を削減が始まったの、だ。
 化学肥料や農薬の使用量を削減した結果の<米>は、産地直送で都市の消費者に届けられる、
 そして、次がポイント。都市の消費者も実情確認で佐渡の水田に、足を運ぶ。

 毎年二度、「集落の水田では消費者や学生と農家で 「生き物調査」を実施と、なる。
 新日本風土記 「佐渡の旅」、初回放送日NHK BSプレミアム4K10月6日(月)午後9:00。
 番組案内にある「▼蘇ったトキが飛ぶ風景と棚田を守る農家」の紹介。