あなたの夢が花開くとき。。




Photo : Junko Uehara

古いレコードを棚から一枚取り出すように
ひさしく放っていた場所から 音楽ファイルを
持ってきた。
あの頃の自分、そして君。
聞くに堪えない雑音にわたしは苦笑いしながらも、
しばらく聴き続けている。。
いつか 喧嘩してたがいにボロボロになって
わたしが謝ると、
君は 笑顔でこう言った。
「これも歴史だから。」
あれから 君の歴史(ストーリー)は いったい
どんなふうに 書き上げられていったのだろう
知るすべもないいま、
ただ、わたしは 君の優しい笑顔だけを
思い浮かべている。