相続開始 
相続 が 始まった。
いろいろなところから 書類がやってくる。
「ご遺族様へ」「相続人代表者さまへ」 
「新世帯主さまへ」
はいはい♪ と わたしは 専用の文具ばさみで つぎつぎ
封を切る。 音もかろやかに、で ある。
ためいきなど いまさら つきはしない。(微笑
瞬時に 感覚的に 仕分け、 すこし 考えあぐねるものは
部屋に鎮座まします 大きな仏壇の奥へと ひとまず 預ける
「おかあさん。。 おねがいしますよ(笑)」
そう 茶化しながら 次(の書類)へ いく。

一番大きな金額の請求書は やはり 病院からのものだった。

それはそれとして、まずは 「相続関係の書類」で ある。

単純に ひとが亡くなれば その時点で「相続」が開始される。
ある意味 待ったなしである。