冬支度
奇妙な天気の一日が 終わろうとしている。

台風一過というのは 気圧のせいもあるのだろうか

気温はすこし上がり気味、日中は湿気も多く汗ばむほどだった。

家の西側を見回り、風雨が散らかした落ち葉や、

どこからか飛んできた コンビニ弁当のふたなど拾い

片付ける。

そうこうしているうちに 急に気温が下がってきた。

家のなかと 納戸から 夏の間にすこしずつ片付けてきた

大きなものたちを 見回していたら、どっと 急に

疲労感を感じてしまった。

同時に 「今日は何も出来なかった。。」という ある種の

嫌悪感さえ。。

いえいえ 今日は台風でした。無事に通り過ぎてわが家も

なにもなかった。家のなかにひとりいて 守っていたのだもの。

そう 自分に言い聞かす。

横目に 病院と役所へ近々提出する書類をみながら、

これからのことを考える。

まずは 暖房。石油ストーブは 新旧いくつもあるが

のどの弱いわたしには 無用。 大きなエアコンを

ずっとやりたくて出来なかった「掃除」をしようと思う。

ついこの間までは マンションで エアコンを利かせ放題で

過ごしてきた。

けれど これからはすべて 自分で経費を考え 管理しなければならない。

大変、と いうより すこし わくわくした気持ちだ。

わたしには それくらいのほうが向いているのだろうと

楽観して思う。

自由 自由 誰に相談するも自由。が 一切は 自分が決める。

それならば 「楽しい方向」で 考えよう。

こころと身体の健全性のために。