台風18号、近畿地方と東日本一部が暴風圏
台風18号、近畿地方と東日本一部が暴風圏
2009年10月8日(木)07:49

(読売新聞)
 強い台風18号は8日午前5時過ぎ、愛知県の知多半島付近に上陸し、午前7時現在、長野県飯田市の西南西約30キロを時速約50キロで北北東へ進んでいる。

 近畿地方と東日本の一部が暴風圏に入っており、非常に強い雨とともに、満潮と重なる地域では高潮や高波の被害も想定されることから、気象庁で厳重な警戒を呼びかけている。

 同庁によると、台風18号の中心付近の気圧は960ヘクト・パスカル、最大風速は約40メートルで、中心の南東側200キロ以内と、北西側170キロ以内が暴風域となっている。

 8日午後6時ごろに、横手市を中心とする半径90キロ以内に到達する見込み。

 また、気圧の低下と暴風で高潮の被害が予想され、8日午前8時前後に満潮を迎える名古屋港では、伊勢湾台風の際に観測された389センチの最大潮位に匹敵する350センチの高潮になる見通し。