2009 08/21 12:15
Category : 平成十六夜日記ダイジェスト版
8月に まだ「鮎の塩焼き」など 売っているだろうか。。
そう思いながら 駅ビルの ecuteのあるお店を
覗いてみた。
美しいショウウインドウの中に 踊り串にした立派な鮎が
見えたとき わたしはほっとした。
「ひとつ 頂けますか?」
若い男の店員はにこやかに 丁寧に「鮎」を包装してくれた。
その荷物をもち、昼間、せとものやで買った ガラス製の
重たい花器をもち、
わたしは 思い切って 電車に乗った。
この街からふたつめの駅。
病院への距離は ほんとうに近いのだ。
駅に降りると
蝉の鳴き声が わたしの頭上に降るように落ちてきた。
両手にいっぱいの荷物を抱え、
いつもの道を急ぐ。
まだ タクシーを使うべき時ではないと自分に
言い聞かせる。
キバナコスモスが脇に咲く中央線の線路を渡り、
息子が卒業した小学校の生垣の道を、ひとり歩いていく。
この学校の校庭に咲く、桜は遠めにも見事である。
いまは すっかり葉は緑濃く茂り、ここでも蝉の鳴き声が
盛んに 降り注ぐ。
「夏」だなあ。と つくづく思う。
ことしの夏に すっかり包まれている。
そう思いながら 駅ビルの ecuteのあるお店を
覗いてみた。
美しいショウウインドウの中に 踊り串にした立派な鮎が
見えたとき わたしはほっとした。
「ひとつ 頂けますか?」
若い男の店員はにこやかに 丁寧に「鮎」を包装してくれた。
その荷物をもち、昼間、せとものやで買った ガラス製の
重たい花器をもち、
わたしは 思い切って 電車に乗った。
この街からふたつめの駅。
病院への距離は ほんとうに近いのだ。
駅に降りると
蝉の鳴き声が わたしの頭上に降るように落ちてきた。
両手にいっぱいの荷物を抱え、
いつもの道を急ぐ。
まだ タクシーを使うべき時ではないと自分に
言い聞かせる。
キバナコスモスが脇に咲く中央線の線路を渡り、
息子が卒業した小学校の生垣の道を、ひとり歩いていく。
この学校の校庭に咲く、桜は遠めにも見事である。
いまは すっかり葉は緑濃く茂り、ここでも蝉の鳴き声が
盛んに 降り注ぐ。
「夏」だなあ。と つくづく思う。
ことしの夏に すっかり包まれている。