9/30
昨日は寝るのが遅かった
それでも早く目が覚めて
下におりたら
やはりそこには動くことの無い
犬くんが箱に入っていた、

昨日の夜から
妹や親は泣きっぱなしだった、
結局この後どうするかで
市の焼却所には持っていく気には
ならなかったようで
ネットで調べてペット霊園へ
行くことにした、
さすがに骨を拾ったりはしない
合同火葬にしてしまったが
火葬をお願いしてお別れをした、
最後に俺一人であいつを入れた箱を
運んだ時の重さが
今でも俺の腕の感覚に残る、

家に帰るとなぜかぽっかり穴のあいたような
空気がそこにはあり、
俺は家にいる気がしなくなり
時間は過ぎていたが
メールを見てでかけた、

今日は月末
色々なことに区切りがついた日でもあり
夜にはダイエーの優勝も
決まったね、

なんとなくだけど
あいつは俺に憑いてくれている気がする
本当にたいしたことしてやれなかったのに
でも、ずっと見ててくれよな