diary

小諸店の店長　６５歳

今月中に辞めると云いだしてきかない
俺と会長と家まで訪ねて説得したが、意思は硬いようだ

老兵は去るのみ
引き際が肝心　後は若いヤツに任せた
そういう考えらしい

俺もムリはいえない
会社の呪縛から解き放つこととし
個人の意思を尊重することにした
４４年もの長い間、最前線で会社を引っ張っていってくれたことに感謝する

と、残る問題は欠員の出た小諸店をどうするか、だ
この不景気のさなか、新人を雇う余力など無い
方法はただ一つ

eri　２３歳　独身　巨乳
なっち　２５歳　独身　お嬢様タイプ

どちらかを異動させるしかない
どうしよう････
迷う

♪あの娘が欲しい　この娘が欲しい　相談しよう
でもみんな勝手なこと言ってまとまらない

本人の意思はどうか？
･･･煮え切らない
どちらも、「命令なら行きます」だって

いっそのこと、ホテルへ誘って、断った方を飛ばすか？

ひでぇシャチョーだな

でも名案かも！

いやあ、疲れた

研修

日本経済は衰退に向かっているのか、今後の商機は？従業員と効率の問題、目上の部下
３分間スピーチ、それに伴う自社の現状と先行き見通し、今後の課題と対策の顕示
目標の数値化と具体的方策、長期借入金の低減、他社差別化の戦略と戦術
成果配分によるモチベーションをアップさせる経営、生産性の向上、従業員の育成

･･･書いててまた疲れた
帰りは新幹線遅れるし
それに禁欲性活はキツイ

でも、同年代の次世代経営者といろいろ話しができて身になった
北海道から沖縄だもんな、いろんなヤツがいる

頑張らなきゃな

書くの忘れた

土曜と日曜
山形県の蔵王の、かみのやま温泉に行ってくる

その
あの･･･

是非来て下さいね　と言われてて
一夜を共にするとゆーか
ちょっとドキドキするとゆーか
往復３万もする新幹線のチケットも来てしまったことだし
社長になったら、こーゆーのも勉強のウチとゆーか
いつものみっともない身なりじゃ恥ずかしいからジャケットも新調してしまったことだし
会社も多少暇で久しぶりに休みも取れたし

ごめん（誰に？）

雨で順延になった花火大会に行って来た
今回初めて、招待席
といっても、千曲川の河川敷なんだけど
ござが一面に敷いてあって、靴を脱いで上がれる、特等席
ま、田舎の花火大会だから、たかが知れてるけどね

例年なら、土手の狭いところで押し合いへし合い、窮屈なところで立ち見さ
ガキが見えないから、肩車なんかしてね
今年は、みんな座れるどころか
ビール片手にゴロンと横になって花火を見ることができたし
首は痛くならずにすんだし
はぁ〜極楽ゴクラク！
浴衣ねーちゃんもたくさんいたし
アレは、うん、色っぺー

これでようやく、夏が来た
でも、もうすぐ終わるよぅ（悲）

遅くまでこうこうと明かりをつけているせいか、虫がよく来る

今日は、羽蟻がすごい
俺の机の上から足元から、そこら中にいる
よく見ると、時々デカイのがいる
そいつがメスだな
とすると、それ以外のぎょうさんいるヤツは、すべてオスってことか

オスも、可哀想なものよ
セックス、もとい、交尾するためだけに生まれてきて
交尾をしたら死ぬだけの運命
いや、交尾できればめっけもの
並居るライバルとの競争に競り勝ち、尚且つ早漏でなければならぬ
やっとデキても、それはたったの一回だけ
メスはこの一発で、一生分の精子をもらう（らしい）

だとすると、随分長生きの精子だな
女王アリは何年も生きるだろうし、その間精子はメスの腹の中で生き続けるのか
人間なら、普通で３日位らしい
俺のは一週間らしい
だから２匹もミスった
あり？（このオヤジギャグについてこれるか）

交尾をするために生まれ、自分のタネを未来に残して死ぬ

･･･それって、俺か？

俺の思いつくままに

ピンク
それも　サーモンピンク
oh！　なんていやらしい

紫もいい
理知的で気品漂う高貴な色
気高い熟女の香り

オーソドックスに　白
可憐で純真
素朴で無垢な　汚れを知らぬ

当然　黒だ
危ない魅力と　小悪魔的要素
スリルと興奮への　誘い

時々魅惑の　黄色
明るく無邪気に
陽気に騒ごう

落ち着いた　青
しとやかに冷静さを保ち
内に秘めた情熱の隠れ蓑

…なんだ　これってランジェリー占いか？
どうせなら　シルクにして
綺麗に光るヤツか
透けるヤツにして

見せないモノ程　見せるモノ
用をなさないモノ程　用をなすモノ
と心得よ

休み明け、忙しいのはわかっていた
ラーメン屋で腹ごしらえを終えると、日付が変わっている
もうひとふんばり
もやしの多いラーメンで、爪楊枝を咥えながら店を出る
と、危うく踏みそうになった黒い物体が
−カブトムシのメスだ
ガキの土産にしようと拾い上げ、もっと居ないかと見回すと
もう一匹、メスがうろうろ
♀ばかり二匹
その成熟しきった身体を鎮めるためには、オスが恋しかろう
俺は眼を皿にしてオスを探す
が、そう物事は都合よくはいかない
とりあえず見る日記に載せる

今年は会社で扇風機を新調したが
回したのはホンの２、３日
夜の寒さに備え、ジャンパーを常備していたくらいだ

カブトムシを捕まえて、ハッと気づいた
今は、真夏なんだった
そういや薄着のお嬢さん達は、一体何処に行った？

買ってきたビキニ
ショッキングピンクのツルツルてかてか！
すごく綺麗

その色にクラクラしちゃってつい買ってしまったものの
着てくれる保証がない
ましてや、海になど来ていってくれる筈もないだろう
４×代おばさんだもの
俺もムリは云えないし…

せめて部屋着でも、と思ってダメ元で聞いてみると
「じゃ、とりあえず着てみよっか？」
…！！！マジ！

いや〜、これがなかなかイイ
鼻血モンだ
そりゃ、見る日記に載せたわな

やっと休みになったのに、雨でどこにも出られねえ
ネットやろうと思っても、入れねえ
ほとんどガキの夏休みの宿題のお手伝いに消える
貴重な夏休みの日々･･･哀しい

休み前に、社長になってから初めてのある大仕事があった
それは･･･

ボーナスを出すことだ

え？今ごろ？と驚かれる人もいるだろう
だいたい６月か遅くても７月だからな
ところがどっこい、ウチの会社では創業以来永らく
夏休み直前に支給することになってるのだ

ホントはボーナス出せるほど儲かってなく、
むしろ赤字なのだが
ただでさえ安い給料だから決死の思いで支給した
それでも前年並みはキープした

ひとりひとりにキャッシュで手渡し
ひとことふたこと話をするのだが、
まだまだ身分不相応な気がして照れくさかった
肩書きは社長でも、自他共に認められる社長になりきってないからだろう

さて、当の社長はボーナスどころか給料さえも満足に貰えていない
唯一の救いは、妻が会社の経理をやっていて
この会社の内情を知っているので
「このカイショナシ！Ｈなことしか取り柄のないドスケベ！」
と、どやされる心配がないことだ　

せめてもの思いで、値下げ商品のビキニを買ってやった
着てくれることを祈って
（冷夏なのに　いつ着るんだ？）

「☆」を観に行ってきた

近所の、ちょっと山へ入ったところ
カーセックスには充分だが、アオカンにはちょっと厳しいなっくらいの山の中･･･
といえば想像つくだろう

そこに、臼田スタードームなるものがあって
60cmカセグレン式反射望遠鏡とコンピュータ制御の星導入装置が
アイリット型天体ドーム内に設置されている
前に訪れた時は、俺達家族だけに選任の講師がつき
実にゆっくり観ることが出来た
いいかえれば、普段はそれだけ閑散としている施設だ

だが、この日は違った
夏休みの無料大観望会ということもあり
100人近くかな、家族連れや林間学校と見られる学生など
狭いところにぎゅうぎゅう詰め
講師のおっさん、きっとこんなに多くの入場者は期待してなかったのだろう
張り切って熱弁をふるっていた

しかし
特筆すべきこと

こんな俺でも、昔は天体写真なぞを撮っていた
その苦労はかなり知っているつもりだ
ナンパした女を口説いてヌードを撮るなんて生易しいモンじゃない

通常、写真などで見る星雲星団は、カメラをバルブの解放にして
数十分〜数時間も露光して撮ったものだ
長時間わずかな光を集めることにより
暗い星星も、あのように赤や黄色の光を放つ美しい雲のように撮ることができる
事前作業として、明るいうちから人気と光の無いところを入念に選び
場所を選定したら極軸と赤道儀を正確に設置し
撮影がスタートしたら、ガイド星を頼りに目を凝らして微調整をしつづけ
ヘタすりゃ一晩かかって３〜４枚しか撮れない
あげく現像してみたら、ぶれてたり光が入ったりピントがずれてたり
極寒の中、夜通しで死ぬ思いで頑張ったあの努力は一体何だったんだ？
ってことが天文写真じゃよくあること
だから、おっさんが織姫のエンゲージリングである琴座のＭ５７、通称リング星雲を見せてくれるといっても
肉眼ではたいしたものは見えないだろうとタカをくくっていた

が！

見ておろろいた！！！
写真とほぼ同じように見えるではないか！
赤い色こそついていないが、そこには写真で観るのとまったく同じ
星雲が観えた
これじゃ１分の露出でもハレーションをおこしてしまうくらい明るすぎる
60cm主力望遠鏡の威力を思い知ってしまった
スゲー
とにかくすげー
見えるもんなんだ
どうすごいかというと
ベッカムをテレビでみるのと、生で目の前で見るのと
どっちがスゲーか？っつーことだ

他に月面とか、白鳥座の二重星とかヘルクレス座のＭ13球状星団を見せてもらったが
とにかくスゴイ
人数が多すぎてこれ以上見ることが出来なかったのが残念
また行こう

最後は講師のおっさんによる星座クイズ
おもろい
ガキを終盤まで残しはしたが、優勝はできなかった
その中の一つをご披露

おっさん「みなみのうお、みなみ十字、みなみのさんかく、みなみのかんむり、こん中で実際は無いものはな〜んだ？」
正解は、全部実際にはある
俺が云ってやった
「んじゃ、みなみのヨーコってのはどうです？」
「お、それいいな　来年つかわせてもらいます」

…お互い古いな

動物は、交尾するために生まれ交尾するために生き
そして交尾して死ぬ

オスは自分の遺伝子を後世代に残す為、多くのメスとの交尾に励む
メスはより強い遺伝子をオスからもらって、後世代に自分の遺伝子を遺す

俺も似たようなものだな
なんで生きているのかと云えば
女と交尾するためだ
がむしゃらに働いているのは、メスをＧＥＴするためであったり
よりよい条件でメスと交尾するためだ
まあ、俺も動物の一員だから、当たり前か
ちなみに、人間の場合はＳＥＸという(わかってる)

ただひとくちにセックスといっても、×××を○○○に挿入するだけじゃあないんだけどね
人間の場合はバリエーションが多くて、ひっくるめてセックスというようだ

セックスすることが、人生においての生き甲斐だ
これを淋しいと思うかつまらないと思うか
それともトーゼンと思うか
女にはわかりにくいかもしれないが
コレもまた、価値観の一つだ

笑わばわらえ

夜、ガキ共とコンビニ行くと、恒例の虫取りが始まる
明かりに集まる虫が結構いるんだぜ

コクワガタ・カナブン・オオミズアオ・ヤママユガ・カミキリ・トンボ・マメゲンゴロウetc
看板なんか、水銀灯の白い光に照らされて、ガで埋め尽くされている
ヒジョーにキモい

ところで、虫取り中のメスガキが、驚いたことを云った
「コクワガタ、めーっけ　これオスだよ　ウチにいるメスと交尾するかも！」

こ、こ、こ、交尾ってか！？
小学二年で云うんか？
おめー、人間の交尾知ってんのかよ

近頃の小学校では、性教育が早いらしい
初潮も低年齢化しているそうだが

お前も近いうちに、どこぞの馬のホネと最初の交尾するんだろうな
あ〜ヤダヤダ