たいすう
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         「まづ此扇子と申物が、大すう骨の十本有る物で御ざる」



          − 虎寛本狂言 ・ 萩大名





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          大すう〈大数〉 :


          おおよそ , あらまし ,

          ほぼ , だいたい , 概略



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          【萩大名】  はぎだいみょう


           狂言 各流

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           大名が 萩の花を見物に行き
           そこの亭主に 歌を所望される

           大名は 太郎冠者に前もって教えられていた
           萩の花の歌を思い出せず

           恥をかく




         = 国語大辞典(新装版)小学館 1988





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