うた
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       ● 老女は

         昔を恋いつつ

         夜明けとともに 草庵に 帰っていく ....



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       「百年の姥」と言われたのは

       老い衰えた小町の名であった

       ということが 改めて 語られて

       終演 と なる 能「関寺小町」


       この 作品は

       「別人の経歴をにないつつ伝説化された」

       小野小町像を ふまえながらも

       「古今集以来の歌人」としての 小野小町に

       光をあてた 一曲である





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       引用・参照 :


       「岩波講座 能・狂言 ?Y」

       「国語大辞典」 (新装版)小学館 1988























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