そうぐう
.























  子供たちは

  自ら プログラムを持って

  やってきます


    お絵かきをして

    空中前転をして

    絵本を読んで

    おやつを食べて

    ビデオを見る

  − な〜んて 感じで ....


  しかし

  その日のスケジュールを

  こなして

  時間に追いたてられながら

  帰っていく

  ことに なり易い


  そこで,

  何か一つ

    − なあに これ?

  ト、おもわず いわせてしまふやうな

  モノを

  拙者は 用意しておきます


  和紙で作った 岩 とか

  皮のベルトを結んだ あわじだま とか

  フラメンコで使う カスタネット などなどを


  サイドボードのうえに

  さりげな〜く のせておくのです


  そして

  ひとびとが それに気づいたら


  そのモノがもっている

  背景に

  そっと

  触れてもらえるやうに ・・・


  でも

  子供たちの ソウゾウリョクは

  それを 超越したところで

  自らの ものがたり世界を

  築いてぇ ゆくん ですぅ ねぇ〜 ....


  *


  いや

  じつに いろいろなことを

  拙者は

  教えられておりまする

























.