好奇心(^^;)
自分がまだ生まれていない時代の事を見聞きするのは面白い。

夏休みともなれば、近所の子達と近くの神社などに行って蝉などをとっていた。
それを虫かごに入れて持ち帰り、誇らしげに家族に見せたりするけど、まあ大人は虫などには興味は無いというより、触りたくもないということも多い(~_~;)

ワイルドな時代に生きてきた爺さんの子供時代の話を聞くと、カブトムシや蝉などは今の倍以上の大きさのがゴロゴロいたぞ!!(;--) (・・;)へぇ〜 すごい〜 ホントなの〜?

広島の瀬戸内海に浮かぶ島にお爺さんは住んでいた。 そこに家族で出かけた時に山道を通って家まで行く途中に巨大な蝉に出くわした。Σ・ ・( ω ノ)ノ

クマゼミだ!! 確かにアブラゼミやニイニイゼミの2倍はある。 という事はカブトムシもクワガタも本当に倍以上の大きさのがいるのかもしれない(・・;)

お爺さんの家に着いて、早速、虫取りに行きたいと頼んでみた。

水道さえも無いような離れ小島に虫取り網なんて有ろうはずもない(˘ω˘;)

だが、爺さんは伊達に離れ小島に住んでるわけではない(^^;)

有るものを利用して、そこから作り出してしまうのだ(・・;)

爺さんが探してきたものは、そこら辺の竹やぶで拾ってきた2メートルほどの竹。 50センチほどの番線。 そして畑で取れた蜜柑を詰める網の袋。 先ずはグニャグニャにねじ曲がった番線を真っ直ぐに延ばす作業(^^;)
そこら辺に植わってる木に番線を掛けて左右に引いて擦っていくとあれよあれよと言ってる間に捩れた番宣はフラットな状態へとなっていった。(・・;)すごい!!

それを輪っか状にしたら蜜柑用の網の袋の口に通していく。 あとは柄となる竹に番線の両端をグラグラしない様に固定すれば自家製玉網の出来上がり(˘ω˘;)エッヘン!! (^^;)お爺さんスゴい!!

その玉網を持って虫取りへとレッツラゴー(^^;)♪ でも、一匹も取れんかった(~_~;)

次の日は虫取りをやめて、島の沖に出て魚釣り(^^;)

お爺さんの自家用船は焼玉エンジンと呼ばれるエンジン(^^;)!?
ガスバーナーなどで焼玉部分を熱してからフライホイールを手で回す(^^;) 始動までにはかなり時間を要します(^^;)

そんなこんなで独特のエンジン音を響かせながらプライベートビーチ!?を出発(^^;)
釣りと言ったって、竿なんかどこにもありゃしない(~_~;)!?

凧を飛ばす時に使うような糸巻きに巻かれたテグスの先に釣り針があり、テグスのところどころに噛み潰しの錘がついている。

こんなんで釣れるの〜(~_~;)!?

まあ瀬戸内海ですから、こんなんでもベラとか手のひらサイズの小鯛などが釣れてきちゃうのです(^^;)

都市ガスも無いような島では薪で焚く五右衛門風呂が当たり前(~_~;)

小さい頃に体験した出来事はあまりにも強烈すぎて、その時はこんな生活は絶対嫌だと思っていたけど、今ならば進んでそんな生活をしてみたいとも思えてくる。

残念ながら、お爺さんもお婆さんも亡くなり島も人手にわたってしまったらしい。

人間ていうのは厄介なもので無いとなると欲しくなるものですね〜(~_~;)

編集 boonyan : えぇー(・・;) ツイストでアサリが取れちゃう便利なものがあるのですか(・・;) 知らなかった(~_~;)
編集 ペン : 昔は何でも手作りでやんしたね。海の中でツイスト運動をするとアサリが取れましたです。お味噌汁にしました^^