5人目のビートルズ(^^;)
その昔、きかんしゃトーマスという英国の人形劇!?がフジテレビ系で流れておりました。 ひらけポンキッキとかまだやっていた時代です(^^;)

日本では森本レオさんがナレーターをやっていたのですが、英国では最初と2番目のシリーズのナレーションを元ビートルズのドラムスをやっていたリンゴ・スターがやっていたのです(^^;)英国の子供たちの間ではリンゴ・スターはビートルズよりもトーマスのおじさんとして知られているのだとか(^^;)

1960年代の初期のビートルズのリンゴ・スターの叩くドラムはシンバルの音がシャンシャン♪バシャバシャ♪と立て続けに入ってきます(^^;)
このドラムの音がないとビートルズは成り立たなかったんじゃないかと、私は思ったリしてます。
当時、レコードはモノラルから擬似ステレオというものに変わっていく時代でして、たとえばポールとジョンがボーカルで右の方のスピーカーから聞こえるのに弾いているベースとギターの音は左のスピーカーから聞こえてくるとか(^^;)いうものです。
(--;)どんだけ首が長いんだ!!
なんて思えちゃうようなステレオなんです(;^^Aあせあせ

1955年にソニーがトランジスターラジオを開発しますが、まだ主流は真空管でした(^^;)

当時、家にあったポータブルレコードプレーヤーも50BM8という真空管を一本使った出力2〜3Wのもので圧電型カートリッジで周波数帯域が狭く、もちろんモノラルでした。 ハイファイと呼べるようなものはありませんでしたが、こういったものでビートルズのレコードを聞きますと(^^;) これが妙にマッチしたりして(^^;)

当時の英国のおじさん達は、この音を聴いてウルサイ!!などと、しかめっ面した人も多かったようですが、そんなのはよそに若い女の子たちはキャーキャーワーワー♪と大騒ぎ(^^;)

あんまりにも若いお姉ちゃんたちがビートルズに夢中になっちゃうもんだから、しかめっ面してたおじさん達も相手にして貰えなくなっては困るから、とりあえず波にのっておこうかなんてことになってきたわけですね。

日本でも1966年に日本武道館でビートルズが公演することになると、当時政治評論家で時事放談という番組に出ていた細川隆元や藤原弘達などが1965年には英国王室からMBE叙勲を受けたビートルズを知ってか知らずか「乞食芸人」などと言って、こき下ろしておりましたですが、時代と共に相手にもされなくなっていったことは言うまでもないことです(^^;)

話はリンゴ・スターに戻りますが、ビートルズがまだレコードデビュー前にはピートベストという人がドラムスを担当しておりました。 そして、もうひとりスチュアートサトクリフという人がベースギターを担当していたのです。
スチュアートサトクリフのほうは元々、画家志望だった為、ドイツ、ハンブルグに行った際に急遽、脱退してしまいます。
そこでそれまでギターだったポール・マッカートニーがベースギターになるのですが、ベースギターが無い!!
仕方なくギターに太いワイヤーを張って、マッチ棒などでズレないようにして、その場は間に合わせたそうです。 (^^;)そんなのでokな時代もあったのね〜(^^;)
日本でも昔はベースギターって意外に軽んじられてて、楽団員が居ない時にベース持って弾いてるフリだけしてればokなんていう、いい加減な時代もあったらしい(^^;)

そんでもって、1961年ドイツで急いで買ったのが現在もポール・マッカートニーのツアーには無くてはならないドイツヘフナー社製のバイオリン型ベース(^^;)

画家を夢見て突然脱退しちゃったスチュアートサトクリフは間もなく脳出血で倒れて、この世を去ってしまう。

もしも、ピートベストやスチュアートサトクリフが脱退せずにビートルズに居たとしたら、ビートルズは現在のような存在に成りえていただろうか(^^;)

現在もビートルズのトリビュートバンドなどとしてピートベストは活躍していて、昔のデビュー前のビートルズを語ることができる稀な人物であることは間違いない。

編集 boonyan : ビートルズという偉大なバンドにもまだ語られてない秘話もたくさんあるんでしょうね〜(^^;) それも楽しみのひとつかも
編集 ペン : ビートルズのこのお話聞いたことがありますです。集合離散は昔から有ったのでやんすなぁ。