物語は成熟 原始仏教から専修念佛・只管打座・専唱題目250912
 物語は成熟 原始仏教から専修念佛・只管打座・専唱題目250912

釈迦(B.C563年~B.C483年説&B.C463~B.C383年説)
◎口承期

死の翌年 第一結集(教団の長老たち)
約100年後 第二結集
第三結集(アショーカ王の時代 B.C268年即位、在位36年くらい)
第四結集(クシャーナ朝:カニシカ王 A.D130年頃~170年頃 or 120年頃~162年頃)
◎記録期

竜樹(2世紀中葉 クシャーナ朝時代の僧 大乗仏教理論を大成)
世親(天親と訳 300 - 400年頃)
曇鸞(476年 - 542年7月7日? 南北朝時代の僧 中国浄土教の開祖に)
道綽(唐 618年 - 907年代、中国浄土教で『大経』『観軽』解説書)
善導(613年―681年4月7日 or 4月20日 「称名念仏」中心の浄土思想確立)
源信(942―1017年 日本 985年3月、『往生要集』を脱稿)
源空(1133―1212年 善導著『観無量寿経疏』で専修念仏を 門下に親鸞)。
◎師釈=祖師方がたの論釈 期

道元=釈迦 只管打座 親鸞=阿弥陀仏 専修念佛 日蓮=法華経 専唱題目

法句経 ほっくきょう を代表的経典とする原始仏教と、大乗仏教の到達点の一たる鎌倉仏教。
そこには「個人の悟りを追求」から飛躍し「利他主義を掲げ、生きとしいくるモノすべての人が成仏」と展開。
口承期の物語は、記録期の仏典結集と師釈期たる論釈をへて、専修(せんじゅ)思想に止揚する。