松陰先生えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
浅草橋駅の直ぐ前に、陶器のお店がある。
私は、たまーに秋葉原から両国まであるいたりするんだけど、その時に見つけたのだ。
此処で、前に、金魚鉢の香取線香立てを発見していた。

これはどう云うものなのかと言いますとだね。
知ってる人には説明は要らないかも知れないけど、一昨年くらいにロフトで売ってるのを見つけたものなんだけど、金魚鉢を平たくしたかたちの白磁に、藍色で金魚と金魚藻の絵が染め付けてあり、蚊取り線香を引っかけるための金具が付いているのです。
私は金魚の模様が付いているものが好きで、絵はがきとか、つい買っちゃうんだけど、そんなわけでこの香取線香立てには長いこと片恋していたのであった。
なのに何で買わなかったのかと言えば、偏に高かったからで(笑) 2300〜2500円くらいだったのね。たかが蚊取り線香たてに二千円も出したくねーぞ、というのが本音だった。でも、凄く欲しかった。
……それがあったのよ! 2000円切って!! 神様ありがとうっ。って感じで、でもミツケタのが給料日前だったから、買うのは延期していたの。
今日、途中下車して買ってきたのね♪
この陶器やさんは、いろいろ素敵な陶器がいっぱいあって、他にも今日は、有田の蛍焼きのお茶碗買って来ちゃったのさ〜〜。500円以下だったよ。安いの。おまけに、音がいい。
陶器がちょっとぶつかったり、重ねて置いたりするときに、音がするでしょ? あの時の音が綺麗だと、いいもの買ったような気がするので(笑) ちょっと嬉しい私なのだったさ。

そんで、あんまりにもいろいろ、綺麗な陶器やガラス器がいっぱいあるからさ。いつまでもうろうろと見ていたのね。
並んで、隣にも、同じ店の続きで、もうちょっとマニアックそうな陶器が並んでいたので(壺とか瓶とか・笑)、のぞいてみたらば。

そ、そこに松陰先生が!!!!

ってーか、ちょんまげに羽織袴の男の人が、正座して書を開いているというかたちの陶器像ががね。あったの。しかも萩焼でしょ。
松陰先生だと思うじゃない。
お店の人に「……あのー……あれなんですけど……」ときいたら、やっぱり松陰先生だった。(萩だから松陰だな、と甚だ心許ない説明ではあったけど)
でも松陰先生なのよ。なんか、見るからに先生なの。
手のひらサイズと、もっとでっかいのが一つずつ。

買うでしょ。買うよね?
やっぱ買うよ〜〜。手のひらサイズの先生、1500円!(税なし!!)

そして私は、終わらない原稿にささくれ立った心を、先生に慰めて貰うのだった……。(見張られているという見方も一部成り立つかも知れないが……)