2003年11月の記事


EDWARD SCISSORSHANDS
1990年ティムバートン監督

ジョニーの出世作(?)
主役は2作目なんだけど、結構これが初主演って思ってる人多いみたい。
2作目です、念のため。

両手が鋏のエドワードという青年と、彼を自宅に連れてきた親切な化粧品セールスおばちゃんの娘、キムとの切ない悲恋もの。
これがきっかけでジョニーとウィノナライダーはお付き合いをはじめたらしい。
↑についてはいろんな噂を聞いてて、ジョニーが彼女のウィノナを連れてきたと聞いたこともあったのですが(笑) でも、これより2年くらい前に製作されたビートルジュースという映画で、すでにウィノナはメインキャスト張ってるんで、シザーハンズで知り合ったというのが正しいところじゃないかと思います。多分、ティムバートン監督の好きなタイプの女優だったんじゃなかろうか・・・。

関係ないかもしれないですが、ビートルジュースって、すごいシザーハンズに似てる映画なんです。作り方がそっくりって感じ。私は未見ですが、ナイトメアビフォアクリスマスもよく似ているらしい。ティムバートン監督ってこういうのが好きなんだ〜〜って、この三本見るとシミジミ納得するみたい(笑)

そんでもって、ジョニーも好きなんだよね、こういうのが(笑)

ジョニーは、シザーハンズの脚本を見たとき、「これは自分がやらなきゃならない役だ」と思ったらしいです。自分ができるとか、感情移入するとかじゃなくて、やらなきゃいけない、と。それくらい、彼にとっては「来る」脚本だったみたい。
何がそんなに「来た」のか私にはよくわかんないですけど(汗)
でも、これは切ない話です〜〜。って思うようになったのがジョニーファンになってからだって時点ですでに、私は失格って感じなんですが(笑)
他の人から外れた孤独な存在っていうのがジョニーが好む役柄のキーワードみたいで、結局のところ、私に「来る」のもその辺なんで、そういう意味では共通項はあると思うんだけど・・・ね。
恋愛感情も憎悪も何も知らなかったエドワードが、外界に出てそういう感情を否応もなく覚えていく、その様子がとてもリアリティがあって切ないです。ずっとお城で一人で暮らしていたら知らずに済んだ感情なのに・・・でも、知って不幸だったのか幸せだったのかは、私たちが決めることじゃないもんね・・・。

余談ですが、私のジョニー友達は、このシザーハンズが大好きで、エドワードを「守ってあげたいの〜〜(はぁと)」とのたまってました。自分が大富豪の未亡人で、街の人に追われた彼を助けてかくまってあげる、という話まで考えていたらしい。さすが獅子座の女。姉御肌が板に着いてる。

ちなみに、日本語吹き替え版ではジョニーの声を塩沢兼人さんが当ててます。最初の第一声はものすごそっくりです。
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