聖剣伝説・その2
 さて、この話って、途中途中で道連れが変わります。最初は、話のヒロイン(私は「雪穂」このころ、湊と雪穂がお気に入りの名前だった)が一緒で、彼女はHP回復、という特技を持っており、話しかけると「御怪我を治しましょうか」と治してくれるの(*^^*) これ良かったわ。
 で、彼女が悪党に連れ去られて、それを追っかけて、道連れは話の変化に応じて変わっていきます。(旅は道連れ世は情けRPG(笑))そのそれぞれが特技を持ってますが、ろくでもなかったのが吟遊詩人のヘンリー!!

 彼は、主人公の昔なじみアマンダの弟で、とある権力者の館へ行ったまま行方不明になります(この辺、アヤシイ……。「吟遊詩人」が「権力者の元に」「捕らえられる」……アヤシイ設定だ……何をやっていたんだろう(笑))
アマンダは彼を返して貰おうといろいろするんですが、結局途中で死んでしまいます。主人公は彼女の遺志を継いでヘンリーを助けに行きます。で、助けられたヘンリーは、「姉さんの仇を討つんだ!」と言いだし、主人公は当然これを手助けすることになるのですが……。

まず、こいつの特技。
「気分を変えるかい?」
と、竪琴を弾き出す。曲が変わったからと言って、何が起こるわけでもない。ただ本当に、曲が変わるだけ(--;)
 その上、道連れキャラは勝手に動くのだが、こいつは槍かなんかをやたらぽいぽい投げる。罠を解くために、敵を雪だるまにしてそれを重石代わりに数カ所に置く、という場所があるのだが、こいつが槍を投げてこの雪だるまを消してしまうのだ!!
 当然、罠が解けず、もう一度敵を出現させるために出直す。すると敵と戦って傷つく。MPも消費してまた雪だるまを作る。ヘンリーが槍投げして消しちゃう。また出直す……。
 HPもMPも無くなり、ヘロヘロになって、仕方ない、宿屋で回復……と館を出ようとすると、
「なんだい、弱虫!」
と罵られ、殴り倒したいのを堪えて宿屋に一泊。さて、館に戻ると入り口でヘンリーが待っていて、
「良かった、やっぱりひとりじゃ心細くて……」

…………。
私が「湊」だったら、ものも言わずに殴りつけていたに違いない。

スクエアソフトの吟遊詩人と私は、相性が悪い。