今月のスケジュールについて *
昨年からフランス語の講義を取り始めたのは

実は「放送大学」なのです。

もっと早く受講したかったのですが、3月の震災があり、

結局10月に 受講届けをだし、ようやく 「教養学部」の

専科の大学生となりました。

とはいうものの、なかなか 落ち着かない毎日でしたので

しっかり勉強に身がはいらなくて、反省しております。

ぐんと古めかしい話になるのですが、これも 震災直前に

なにを思ったか (父の遺言状に記されたことでも

あるのですが)急に 母方、父方 双方のお墓をきちんと

しなければ、と いう思いが強く立ち・・・ほんとうに

不思議なことで そのすぐのちに あの地震でした。

大きく揺れる木や電柱に掴まりながら思ったのは やはり

父・母への 感謝の思いでした。そして 肉親や、遠く

祖先への 言葉にならない思いでした。

「ああ、わたしは護られ、助かったのだ。生き残ったのだ。」

と、熱い涙が溢れてしかたありませんでした。。

気が付くと (渋谷におりましたので)

2,26事件跡に 手を合わせている自分がおりました。

大地の怒りを、なんとかして 鎮めてほしいと祈りました。

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さて、そうして、祖先の霊をきちんとしなければいけないと

思ったわたしは、つぎつぎと 今まで 思いはあっても

遠ざかっていた個所へ 勇気を出して電話をいれました。

案ずるより産むが安し、と言いましょうか。思ったよりも

たやすく 事は運びました。先に書いた通り、時機到来で

あったのでしょう。

そして 電話だけでなく、実際に 一昨年後にした故郷の

寺へと 交渉に出かけました。生まれて初めて 自分の名で

塔婆も立てました。なんだか 不思議な気分でした。

母方の菩提寺の、年老いたご住職さまも、

「お母さん、きっと 喜んでおられますよ」と 仰って下さり、 

ただ ただ、感謝を申し上げました。

そうして、年の暮れには 父方のほうへも お話をすることが

でき、ことしの春には 亡くなった両親のお墓を統一

(何か専門用語があるのでしょうね)する めども立ちました。

ここまでくるのに、自分ひとりで 考えては立ち止まり、

立ち止まりいたしました。

そうして 明けた今年です。

18日には フランス語の試験があるので、専ら今は

そちらに専念したいと思っています。

フランス語は 前から学びたかった語学で、聞いていると

新しい自分が生まれつつあるような 新鮮な気分になります。

ちょっと、いえ かなり素敵です(笑

せっかちの割に とてものろまなところのある わたくしですので

ここのサイトに 居を置きながらも、十分に みなさまとの

おつきあいができないことが あるかと思います。

誠に勝手ではありますが、これからも ゆっくりゆっくりの

ペースではありますが、今までと同様、 おつきあいを願えたなら、と 

思っております。

どうぞ よろしく お願い申し上げます。


   雑文にて失礼いたします。


                   izayoi

                (Junko.Uehara)

編集 十六夜 : ぶ~にゃんさま ありがとうございます。そうですね。なにかにすがりたいと言うか拝む気持ちは大事だと思いますよね。祖先を大事にする、ということはイコール「自分」を大事にすることなんですね~ きっと♪ 
編集 boonyan : 新春を迎え庶民は浮かれ気分で神社仏閣に参詣に行ったりしますが、遠くの得体の知れない神様を拝むよりも、まずは自分の祖先を大事にするべきなんでしょうにゃ~(^^;)
編集 十六夜 : yattyanさま。 読んで頂いて嬉しいです。今後もコメントよろしくお願いいたします。
編集 yattyan : 十六夜さん!大変、感銘を受けました。余計な雑文は省略します。