冷房装置、設置を検討=空気で原子炉冷却―保安院
冷房装置、設置を検討=空気で原子炉冷却―保安院

時事通信 4月18日(月)12時54分配信

 東京電力福島第1原発の事故で、経済産業省原子力安全・保安院は18日、原子炉を冷却するシステムの一環として、空気で冷やす冷房装置を1号機と3号機に設置する方向で検討していることを明らかにした。

 保安院によると、冷房装置は「エアフィンクーラー」と呼ばれ、フランスの原子力発電所では既に実用化されている。原子炉内を空気との熱交換で放熱する仕組みという。

同院の西山英彦審議官は「国内では初めてではないか」としている。