二匹の子猫
夢のなかの 子猫のことを 考えているうち
ふっと あの 二匹の子猫たちを 思い出しました。
きょねん デザイナーズマンションの寝室の棚のうえから
わたしを見守ってくれた あの ブリキの子猫を。
「僕たちがいるじゃないか。 たまには 思い出してよ」
彼らは いまどこかって?
ちゃんといますよ。 離れの部屋に。 ブリキの缶のなかには
ブルックスコーヒーから送られた アッサム紅茶のティーバッグが
詰まっています ^^