平成十六夜日記 2008年 夏 
危険な夏


ほんとうに 今年の夏は 暑すぎます。
実は 今日自宅で 父が気分が悪くなり。。入院させるようか・・と 危ぶまれました。
お陰さまで なんとか エアコンを作動させたり
頭や首を冷やしてあげたりと 自宅で無事
落ち着きを取り戻しました。
ただ。。もう やはり わたしひとりでは 介護は無理だな、と。。
しばらく 仕事の量を減らし、父にほとんどつききりの
生活を続けてきました。
心情的には そうしてあげたい、と 思うものの
自分で ここを見直してみると、ここにはすべて書けないものの
父の「わがまま」は 日毎エスカレートしてゆくばかりで。
(カラダが辛いからだと、思います。。)
先日 ようやく 主治医に父の診察時にお会いし、先生と
ふたりきりでお話をすることができました。
前もって 看護士のかたへ 「現状」をお電話しておいたのが
効を奏し、診察後に先生のほうから お声をかけてくださいました。
とても しっかりした 女医さんでした。
もう 七年も父の心臓と肝臓の治療にあたってくださっています。

永年 父を診てくださっていることへのお礼を言い、自分は
次女であるがいっしょに住まっていること、先生にはかなり
自宅での生活については 本人(父)が嘘をいっていること。
(薬・トイレなど。。)
先生も察していらしたようで、わたしに細かに
お聞きになりました。

「やはり被害妄想的なことを言われますか?」との問いに
わたしは 逐一お話をしました。

途中から どうしても涙が あふれてきてしまい、
看護婦さんがティッシュの箱を 差し出してくれました。


             2008.7.31