星がひとつ消えた夜
まるで 世界中の灯りが

消えてしまったような 気がした


気づかず ごめんね

なにもかも ごめんね

ごめんねの ほかのことば 見つからず

彷徨い続ける 臆病なこころ 抱きしめたまま

また 冬は めぐってくる

夜空には ダイアモンドのような星が 

きらめきはじめたよ

ちいさな ちいさな 星たちのシンフォニー

すこしずつ 歩みだそう

泣き出しそうな 想い 抱えたまま

もう わかってる

ごめんねの かわりのことば

ことばじゃない そのことも

星が ほら また チカチカと瞬き始めた

泣き虫の わたしのこころに 星よ囁いて

いつか 聴こえたはずの君の

あの やさしい声で。。


               by izayoi